(上の写真=ストライキ突入の行動に結集した当該労働者と支援ら)
「工場閉鎖反対!クビ切り反対!」
デイベンロイとセブンズの労働者が全日ストライキを貫徹!
サニクリーン本部への申し入れ行動が実現!
クリーニング会社であるデイベンロイリネンサプライ株式会社(本社・東京都大田区)で働く全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部と、その子会社である株式会社セブンズクリーナー三郷工場(埼玉県三郷市)で働く同支部セブンズクリーナー分会が8月26日早朝の始業時からセブンズ三郷工場の閉鎖と解雇攻撃、デイベンロイ本社大森工場の閉鎖策動などに反対するストライキに入り、終業時刻の午後5時まで全日貫徹しました。
デイベンロイ大森工場では早朝4時ごろから本来出発する営業のトラックが次々と止まりました。生産工場ではマーカー(洗濯物の勘定)、ワッシャー(洗濯)、マングル(しわ伸ばし)などの部門が止まりました。この他、顧客への納品書や請求書を作成する業務部や川崎、東京北などの営業所でもストに入りました。会社の生産態勢に確実に打撃が加わりました。
さらにセブンズ三郷工場でストに入った労働者が、午前10時にデイベンロイ大森工場に到着し合流しました。東部労組の他支部や友好労組の支援者を含めて122人が集まり、スト突入の行動を展開しました。「解雇を許さないぞ!」「工場閉鎖を撤回しろ!」とシュプレヒコールを上げながら、本社構内を長蛇の隊列でデモ行進しました。
(上の写真=ストライキに決起したセブンズ三郷工場のパート労働者ら)
(上の写真=デイベンロイ本社構内を怒りのデモ行進するスト参加者と支援者ら)
午前11時からは東部労組本部、デイベンロイ労組支部、セブンズ分会が参加してデイベンロイの経営陣と団体交渉しました。この中でセブンズ三郷工場の閉鎖にからんで分会の組合員については解雇通告を出さないよう子会社であるセブンズ経営者に伝えることを約束しました。また、デイベンロイ大森工場の閉鎖問題については、経営者が一方的に考えずに組合と議論を尽くすという考えを述べました。
この後、スト参加者はデイベンロイがグループ傘下として入り、デイベンロイの山田社長が同じく社長を務めている株式会社サニクリーンの本部(東京都港区)にバスや電車で移動し、デイベンロイとセブンズで起きている雇用問題を本部として解決するよう求める申し入れ書を担当者に手渡しました。
(上の写真=サニクリーン本部に向けてシュプレヒコールを上げるスト参加者ら)
こうして終日のストライキを貫徹するとともに、工場閉鎖反対・解雇反対で今後もデイベンロイとセブンズの労働者は団結をさらに強めて闘っていく決意を固めました。
セブンズ三郷工場を閉鎖して石下工場に集約しようといているようですが、通勤は可能でしょうか?私は無理だと思います。
電車で通うとなると片道2時間。車で通うと常磐道を利用をしないと厳しいです。下道だと通勤渋滞で時間がかかります。アイビイケイ支部も組合事務所行くとき常磐道利用しています。
ぜひ三郷工場の存続をお願いしたいです。