釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

プライドか…欲望か…… part2

2017-10-26 08:12:00 |  実釣
part1からの続き

それからが釣れない。
ルアー自体に警戒したのか、取っ替え引っ替えしてみるが反応が悪い。

たまにアタリもあるが、超ショートバイトでフッキングには至らない。

そこから他のエリアへ魚を求めてさ迷うも、激戦を生き抜いた居残り組は俺などと遊んではくれない。一昨日来やがれ状態だ。
結局、まだ警戒心も他に比べてマシで、数が多い元の場所で粘る事に。

スプーンのカラーローテーションで釣りをしていると、直ぐ下のエリアに餌師の方が入られた。

どうせ釣れていなかったし暫く見学させて貰う事に。
下のエリアには尺越えのアマゴが見えていたのだが、ルアーなど見向きもしないし逃げもしない超強者。

餌師の方はヤツを狙っていたのか静かな時間が流れた。
釣り始めて10分程した頃、餌師が大きく合わせを入れる!!

デカイ!!ヤツが掛かった!!
慎重にやり取りをしランディング!
写真を取り忘れてしまったが、35㌢位だろか。。。
羨ましぃ。。。

暫く餌師の方とお話をする。
『ルアーは厳しいでしょう?』
と言われる。
そう言えば、以前来た時も同じような事を言われたよなぁ…とか思い出してしまった。

いいんです。。。厳しいの分かってルアー使ってるんで………
餌を見せてもらうと丸々太ったブドウ虫。
とは言うものの、餌を使ってもあそこまで時間を掛けているのだから、一概にルアーじゃ釣れないじゃなくて、俺の粘り強さが足らないんだろうなぁ…

とは言えだ、俺の実力で釣れていないのも事実。
『餌なら…餌なら…』と心の中でリフレインする。

ここから葛藤が始まる。

【俺に巣くう天使と悪魔】
天使「久多川でも釣れなくたってルアーで通したやん。ここで餌を使ってしまうと…」
悪魔「いやいや、もはや時間もないし餌で一気にけりを付けるしか…」
天使「いやいや、2匹だけ持って帰って大人しく敗けを認めよう…」
悪魔「いやいや、4200円払って放流した魚を他の奴等にみすみす譲ってしまうのは…」

気が付くと管理棟の前に立っていた。。。

俺「いやいや、トイレに来ただけだから…………」

買っちゃいました。。。。。。。

もういい!!
もう釣ろう。釣って釣って釣りまくろう!!!

早速餌用の仕掛けを作る。

使っていないルアーからフックを外し即席のスプーンを使ったスプリットショットをリグる。
こんな感じ。

見えにくいかw

もうね、着水と同時にヒットヒットヒット!!の連続3回。
この塩焼サイズがワラワラ釣れる。

着水と同時にスプーンでは無く、イクラの方へまっしぐら。
聴覚か、視覚か、嗅覚か何かはアマゴに聞かないと分からないが恐ろしいまでの反応だ。 

キープは4匹で十分なので、残りは全てリリース。
軽く10匹は越えたw
残念ながら尺は出ず。

少し辛かったのは、餌師の方が俺の横を通り過ぎる時、『あ…あぁ……』的な感じでスルーされた事。
突っ込んで欲しかった。。。

餌も無くなり13時も回ったので納竿とした。

終わってみれば楽しい釣りであった。
しかし、あれだけ警戒していたアマゴがイクラに替えたとたん、人影があっても大胆に食らいつく。
餌と認識したらこれ程までに簡単に釣れてしまう物なのか。

って言うことは、やはりルアーは餌と言うより好奇心で食っているに過ぎないのか?
餌と併用する事で面白い経験が出来た。

次はもう少し寒くなったらイワナ狙いで来ようかな。
餌で…www
コメント
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