パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

巨匠の心意気

2007-04-23 07:14:45 | 第2章】住まい探しの旅
 何処のメーカーにするか、何を重視するか、右往左往していた頃、土地を仲介してくれた不動産屋さんが「住宅メーカーはお決まりですか?後輩が営業をしておりますので、良かったらお話だけでも」とパ○ホームの営業マンを紹介をしてくれた。
パ○には、一度足を運んだ事があるが、ぐるっと見ただけで終わってしまっていた。素人には、細かい良さが、パッと分からないからであろう。
 紹介された営業マンはとても熱心な人で、その週末からは毎週の様に、ショールームへ行ったり、モニターという訳でもないのに、快く家の中を見せてくれるお客さんのお宅へ、頻繁に案内してもらった。
この人間関係は「凄い」の一言である。会話の内容も、営業と顧客を越えたものがあった。そこには深い信頼関係があり、顧客は皆、満足と幸せに溢れていた。ああいった光景は、とても説得力があった。

 主人はすっかりパ○の虜になった。
外壁の汚れが雨で落ちるタイル。窓ガラスも同じく汚れが付きにくい。屋根には完全自家発電を目指すソーラーパネル。畳は醤油などを溢しても沁みない素材。24時間換気システム。そして生涯のお付合いを掲げるメーカーの姿勢。
文句は無かった。ただ、パ○として陸屋根は勧めなかったし、広いベランダにも多少難色を示された。まぁ予算を考慮しての事かもしれない。
 出来上がった間取りは、合理的で無駄の無い造りになっていた。そしてアイデアも盛り込まれていた。なかなかセンスが良い。・・・さて見積りは・・・。
予算範囲内ではあるが、薄々予想していた通り、安くは無かった。それに思い描いた間取りと比較すると狭い。屋上も広いベランダも無い。値段がもっと安ければ、そちらを優先し契約をしたかもしれないが、私はそこに夢を描く事が出来なかった。
逆に主人は、値段よりも松下の良さを一身に感じ、パ○での生活を楽しみにし始めた。 


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