今、教室には三つのかごが用意してあります。
「班日記」「ドリル」「しゅくだい」です。
宿題は原則として出さないのが基本ですが、与えられた時間内に終わらなかったり、是非とも全員にやってもらいたいもの等限られています。
また、ドリルのかごには、漢字や計算ドリルをやったノートの他に、自分の好きな学習をやってきた場合に入れることにしています。
「音読カード」等もそこに入れています。
班日記は4日に一度の宿題ですから、力を入れて書く必要があります。
今週からは評価を入れて、より一層意欲を喚起しようと思います。
場合によっては、学校で書き直してもらいます。
日記は本来個人に属するもので、不特定多数の人には見せませんが、班日記は全く逆で公開することが前提です。
班のメンバーを始め、みんなに自分の体験や考えを伝えます。
つまり、自己表現の場(書くことを通しての)として重要視したいと思います。
また、次の書き手が感想を書きます。
これは、交換日記を拡大したようなものです。
その意味では、班の仲間を中心とした人間関係を築き円滑にするものです。
(つづく)
1997年5月19日 学級通信「三年一組物語」より
-S.S-