例年12月になると玄関フロアにツリー🎄が設置される
そこにはサンタ🎅の赤い靴型の袋が下がっている
中には孫が書いたプレゼントのリクエストの手紙がある
彼が物心のついた頃から始められた習慣だ
因みに彼が特別に楽しみにしている日は年2回ある
5月の誕生日と12月のクリスマス🤶だ
誕生日は親からだがクリスマスはサンタさんから…
4年生になったが未だサンタさんの存在を確信する
煙突はなくても何らかの形で届けられると感じてる…
「今年は何を頼むの?」
「迷ってるんだ…」
こんな会話が12月に入った頃から繰り返される
「真剣に考えてね一度決めたらもう変えられないよ」
ママに念を押されて決断したとのこと
しかし手紙を袋に入れた後も迷いが残る様子だった
案の定 数日後に手紙を入れ替えたと言う
この事を聞きつけたママ(娘)が嘆く
「パパがもうネットで購入しちゃったのに…」
「サンタはもうリクエストを見て準備してるよきっと…」
「何から何へ変えたの?」
ジジババは気になって聞いてみるが彼は気にしない
どうやら『デュエル・マスターズカード』から
『ベイブレードバースト』に変えたと言うが
サンタさんに首尾良く伝わったか心配した
「あと◯日だ!楽しい日が近づいてきた…」
毎日のようにクリスマスの日を心待ちにしていた
ところが24日の夜に事件が起こった!
彼は嬉しくて容易に眠れず夜中の2時に床を抜け出した
玄関まで降りて行きサンタの袋からプレゼントを取り出した
中身はカードの方だったとか……
リビングでしばらくカードを並べていた所にパパが現れた
当然たしなめられベッドに戻ったものの眠れなかったようだ
翌朝もパパに説教されて落ち込んでいた
本人から経過の詳細を聞いたところ
途中でベイブレードはあきらめてカードを待っていたが
自分がリクエストしたものとは異なるものが入っていたと言う
それで満足感が満たされずチョット不満な表情だったに違いない
喜ばせようとしていたパパサンタも息子の振舞いに不満だったのかも……
25日はそんな孫っ子に1日付き合う羽目になった
あんなに楽しみにしていたクリスマスを取り戻すため
彼の希望でBOOKOFFのおもちゃ売り場に行った
希望のカードは高すぎるのでベイブレードを買ってあげた
(この話には後日談があるが、別の機会に紹介したい。)
-S.S-