郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

我々はなぜ歩き続けえるか

2018年03月17日 | 日記
800回・50年記念会 アンポをつぶせ!ちょうちんデモが3月3日にあった。



テーマは「我々はなぜ歩き続けえるか」であった。
武蔵野公会堂が会場だったので参加しやすかった。
デモをするのではなく、記念会への参加だ。
もののべながおきが「ベトナム戦争ちょうちんデモの会」をつくり、ベ平連の一翼を担ったという。
それ以来細々と続けてきている。


司会が「民主主義の基本は一人ひとりの人間が社会的に発言していくということ」とわざわざ言っている。
弾圧を恐れて発言を控えたり、せっかくの発言が故意に無視されたり、社会で暮らせなくなったり、それだけではなく抹殺されるような雰囲気なら、途端に「発言」できなくなる。
司会の言葉は会の歴史の中で培われ、確信をもって言っている言葉だと思った。
思わず「ほー」と安心した。


横須賀市の市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」の新倉祐史氏から話があった。
第一の先輩がアンポをつぶせ!ちょうちんデモ、第二の先輩が佐世保だという。
ベトナム反戦運動から出発して、米海軍横須賀基地のゲートの前で兵士たちに「戦場に行くな」と語り続ける月例デモをしている。

この運動の合言葉として
①理想を高く挙げない
②持続に耐える
③初めての人が一番偉い
を挙げている。

そして、運動の手法としては
①糾弾より対話
②自治体の平和力
③敵を作らない
と説明している。

運動の合言葉にしろ、運動の手法にしろ、よくよく考えた運動の考え方だと思った。
やたら理想に走らないというのが、コツなのだと、感心した。 


-K.G.-

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