東京新聞10/21〜10/23までの企画(村上一樹記者が担当)は、「ふたつの戦後〜菅首相と翁長前知事〜」という中身の濃い企画であった。
米軍新基地を巡って菅氏と相対した故翁長雄志・前沖縄県知事の言葉を振り返っている。
記者によると、「よく似た経歴で戦後を歩んだ二人が対立した経緯をたどれば『菅政治』の本質が見えてくるのではないか。意見の異なる人と対話が成り立たない今の政治の原因も分かるかもしれないー」と述べている。
例えは良くないかもしれないが、同じワルにしても、トランプ大統領は表情あらわに言いたい事を全面展開しているが、菅首相は変わらぬ冷たい表情で内容のないつまらぬ話しかできない様に感じる。
同じ気分の悪さでも、後者の方は卓越している。
私のこんな印象論や感覚的なものではなく、村上記者はきっちり言葉から検証している。
-S.S-