雨が上がったすがすがしい、バスの停留所の花壇に蝶が乱舞していた。
生き生きした蝶の乱舞に心躍った。
ぴたっと停まった蝶を撮ってみたいものだと思って、過日その機会を得た。
別な図書館の前の花壇だった。
同じ蝶の2枚の写真を撮った。
「おや!」この蝶、触覚が1本だけだ。
もう1枚の写真を見て確認した。
日差しのよい日、ひらひらと小気味よく舞う蝶、でも、この蝶はカメラを近づけて撮ってもすぐにはひらひらと飛ぶことはなかった。
つゆの日曇りぞらの夜、バス停近くで月を見た。
雨の日は蝶さんはどうしているのかなと、ふと思った。
-K.G-