9日の夕食会、7月13日以降にしてほしいの。私13日に2回目のワクチンが終わるから、その後がいい」
近所に住む中学以来の友人は、非結核性抗酸菌症で、肺に負荷をもっている。
昨年来の緊急事態宣言下でも、月に1回私の家で夕食会を開いていた。
彼女は不安だったけれど、終りの見えないコロナ禍、フレイルの懸念もあるし…と来てくれていたのでしょう。
でも、ここでワクチン登場、コロナ予防の術が出来たので、ワクチンを打ってからにしたい・・・なるほど。
長野の友人から電話「10日からの田植だけれど・・・残念だけど、近所の目が厳しくて・・・先日も愛知から息子さんが帰省して問題になった。
他県ナンバーの車が止まっているとうるさいのよ」
「ワクチンしてもダメ?」
「済んだの?」
「してないけど」
「そうね、ワクチンを打って、20日以降緊急事態宣言が解除されたら、いいかなあ」…
他国と比べてワクチン接種がかなり遅れて、やっと始まったら、旅行にはワクチン済みの証明書が必要なんてなるのだろうか?
ワクチン先進国の例を見ると、確かにワクチンがかなり行き渡れば、感染者数が減少している。
高齢者は7月末までに2回の接種を済ませる。
前倒しで60代、基礎疾患のある人、職場や学校で打ち、11月末にはかなりの割合の国民に接種するのだそうだ。
・・・五輪には間に合わないけれど。
ここで、五輪を強行したら、秋に爆発的感染が起きると医療関係者が予想している。
だから国民の五輪ムリの声を切り捨てたスガ政権としては、政権の命運にかけて5波を抑え込まなくてはならない、ワクチン、ワクチン、ワクチン切り札と必死なのでしょう。
そもそもコロナ感染五輪を中止することが第一なのに。
でも、何故、高齢者からなのだろう。
確かに高齢者は感染したら重症化し死亡率が高い(コロナ死亡者13900人〈10日現在〉の90%が70歳以上、6%が60歳代)と言われ、この1年、旅行はもちろん趣味の会等、人の集まりは軒並み中止、友人との会食、外出も控えひっそり暮らしている。
働いている現役世代、行動範囲の広い若者が感染したり、させたりするリスクが高いのに何故?
重症化し病床逼迫の原因である年寄りにまず打って発症を抑え、死亡者数も下げたい。病床の空き容量があれば、新規感染者数500人台になっても、五輪開催するというのだろうか?
ところで、後期高齢者の私、ワクチン接種の予約はとっていない。
当初打つつもりはなかったけれど・・・実は、ここにきてちょっと迷っている。
もともとインフルエンザのワクチンを打ったことはなかった。
4、5年前、風邪をひいて、37.8度ほど熱が出て近所のクリニックに行くと、「インフルの検査しましょう」と言われ、検査。
「A型でした」と嬉しそうに医師は言い、私は半信半疑だったが、薬を処方されタミフルのようなものではなかったのかな、手順どおりに飲んだ。2,3日で直った。
新型コロナも、発熱したら医者に行き検査をして、薬を処方してもらえればいいのだけれど。
製薬会社にはワクチンより新型コロナに効く薬の開発をしてほしい。
テレビや新聞でコロナワクチンの副作用についてほとんど報道しないが、厚労省、官邸のHPに2月17日~6月4日まででワクチン接種後死亡した人は196人と載っている。
ちなみに6月10日まで、医療従事者と高齢者を対象に約2100万回打っている。
死亡原因は脳内出血、クモ膜下出血が多いようだ。
しかしワクチン接種との関係は不明、または調査中と記載。10万回で0、93人、100万回で9、3人、多いのだろうか、少ないのだろうか。
岡田正彦新潟名誉教授は、接種後の死亡例として、ノルウェーでpegアレルギーではないかと疑われる死者33名。
米国では36名が血小板減少症による出血が止まらなくなった、医師1人が死亡。
また、33名がアナフィラキシーショックで緊急搬送されたと医学雑誌に載っているという。
(「新型ワクチンは危険」https://www.youtube.com/watch?v=WEM2xoyz900)
上記ユーチューブで岡田教授は分かり易く説明している。
ファイザー社、モデルナ社の開発したワクチンは、今までのワクチンとは全く作り方が違う、初めて開発された遺伝子ワクチンなのだ。
コロナウイルスのトゲトゲの突起を作る遺伝子・人工メッセンジャーRNAを体内に送り、細胞内のたんぱく質再生工場でトゲトゲの突起を製造する。
人間の体は異物侵入と免疫反応が起こり、抗体が作られトゲトゲを排除する。本物のコロナウイルスが体内に入ってきたら、この抗体がコロナのトゲトゲを包み込み無力化する。
普通メッセンジャーRNAは一つの役目が終われば、短期間ですみやかに解体される。
しかし、抗体の寿命は3ヶ月位、感染予防が3ヶ月しか持たないのでは役立たず、そこで人工メッセンジャーRNAは解体されないように改造されているという。半永久的に細胞の中にトゲトゲを作る人工遺伝子が残り、抗体も作られる。
今後、5年後、10年後この抗体が自分の細胞を攻撃する自己免疫不全がおこるかもしれないと岡田教授は懸念する。
そもそも、この遺伝子ワクチンは、まだ実験の途中で、動物実験もすんでない、緊急時だから接種が認可されているものでリスクが大きいと警鐘をならす。
年寄りの私は悩みます。60歳以下だったら、迷うことなく打たない。コロナの遺伝子を体内に入れたり、今後の自己免疫不全のリスクもこわい。
でも、スガさんがムリヤリに五輪を強行したら、今秋、変異株の感染蔓延が起きるだろう。
今までは、何とか感染しないで済んできたけれど、今後の大きな波を避けられるだろうか・・・
年寄りの割にはちょくちょく外出し電車にも乗り、映画にも集会にも行くしなあ。
近所の医者(区民の無料健康診断で、毎年検査を受けているクリニック)に電話したら、「希望する日時はいつですか?」と聞かれ、簡単に予約はとれそうだったが・・・。
今後、五輪が強行されそうになったら、接種した方がいいのかなと迷う。
政府は、感染を抑えたい一心で、若い人や子どもまでに接種させようとしているが、若い人50歳以下なら、かかっても軽症、無症状で済み、医師たちの努力で治療薬も出て来ているようで、インフルエンザのようなものだから、あえて打たなくてもいいのではないでしょうか。
打つ方がリスクが高いのではないかと思いますが。
-Ka.M-
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