郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

雌のオンブバッタが・・・

2018年12月01日 | 日記


あまり雨も降らず乾いていた菜園にジョウロで水をやっていたら、突然小さなものが飛び跳ねました。
着地点をよくよく見てみたら、オンブバッタのメスのようでした。

もうだいぶ寒くなってきたのに、よくぞ元気でいたものだ・・・。
そういえば、いつも一緒にいるはずのオスの姿が見えません。
メスが飛び跳ねた調子に振り落とされたのでしょうか、辺りに目をやりましたが発見できませんでした。

それもそのはず、もうオスは既に命尽きているのです。

オンブバッタは春から夏にかけて卵から孵化し、脱皮を繰り返して成虫になりますが、夏の間は夫婦一緒の姿がよく見られます。
体が小さなオスは、大きなメスの背中に乗っています。

というのも、おんぶして散歩しているわけではなく、オスがメスを独占したくてしっかり背中にしがみついているようです。

ところが、秋が深まる10月ごろに繁殖期を迎え、生殖行為を終えたオスは力尽きるのか短い生涯を終えます。
メスはその後、地中に卵を産み付けるのです。


私が見つけたメスは、これから産卵するのでしょうか?
それとも、無事産卵が終了したのでしょうか・・・?




気になってはいたのですが、翌日、同じ場所に行ってみると、なんと未だ生きているではありませんか‼︎
オンブバッタのメスは昨日の芝生の上ではなく、もう寒くて実を付けなくなった茄子の茎の根元の方へ向かって歩いていたのです。

私が見つめている間は、じっとしたまま動きませんでした。

しばらくして再び行ってみると、既に姿は見えませんでした。
無事産卵して、一生を終えたのでしょうね・・・。


-S.S-

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