4月30日、鎌倉市中央図書館に「節句絵のぼり展」を見に行った。
ゴールデンウイークの鎌倉はいつも電車は超満員なのだが、今日は雨なので行きも帰りも空いていてラッキー。
出展者の郷土全協会員の中村光夫さんが、「今日はギャラリートークはないから説明書きを読んでどうぞごゆっくり」と消えたので
貸し切り状態でひとりじっくりゆっくり見た。
絵のぼりは伸ばせば80センチ×6,7メートルくらいと長く大きい幟だ。
その布地に金太郎や常盤御前がそれぞれ見事なものだった。
・当時こんな長い布を飾る棒はどうしたのだろう
・よほど家柄と財力のある人たちが誇らしげに飾ったのだろうか、
・絵は手描きもあれば、染め物もあるようだ、どのように作るのだろう、
・この絵のぼりたちはここに来るまでどういう旅をしてきたのだろう
などなど疑問がわいた。
そばの机の上に置いてあった数冊の中村さん作成の冊子や本もしっかりと見られた。
それにしても私がいた2時間半に見に来た人は私の他に2人だった。
帰宅後、図書館に電話を入れたー
「本を読みに来た人たちがついでにのぞいてみようと思うように
1階にもう2,3枚ヒラヒラと絵のぼりを飾るなど目立つようにしたらどうですか。素晴らしい展示なのにもったいないですよ」と。
帰りは萌える若葉の美しい住宅地を通り、潮の香をかいで由比ヶ浜海岸に出た。
名物・鯵の押寿しを土産に買って帰宅した。
-K.I-