よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

とりとめもなく

2011-04-07 09:18:57 | とりとめもなく

出逢いは偶然。否・・決して偶然ではなく思う心があってこそ出逢いに気づき、その出逢いを自分ものとする見極めがあるから手にすることが出来る。

偶然を必然に変えるのはその人の持った力であり、
想いであり、執着心が備わってるのだと思う。
流されながらいきていく。
人がいいと言うからそれに従う。
みんながトイレットペ-パ-を買うから・・・。

そんな人が多く、自分の意志で何をすべきか考えず
なんとなく大きな動きの中に身を置くことが
自分も安心する。

今回の震災においても物不足が発生している。
なんでトイレットペ-パ-?
と考えてしまう。

震災とトイレットペ-パ-にどんな因果関係が?
多分そんな因果関係はないのだろう。
みんなが買うからとりあえず買っておく。

トイレットペ-パ-は過去のオイルショックの時も
神戸の震災の時も、棚からトイレットペ-パ-が消えた。
日本人らしいと言えば”らしい”が、しかし、この考え方がいろんなところに波及し、大きな物不足を産み出していることは事実でもある。

今、建築資材が不足し、建材店も商売しようにも物がないと言っている。
大手某日曜大工センタ-がこの震災の物不足の時を狙い
構造用合板980円を1500円で販売したそうだ。
消費者が消費者センタ-に苦情をいい、通産省にその事実が報告され
そこから某日曜大工センタ-に対し、このような販売をすれば営業許可を取り消すと言われたそうだ。

問題は人の意識のありようで、日本は悪くもなり良くもなる。
人の不幸をいいことに儲けようとする最悪の意識、良識のない
人間のくずと言ってもいいだろう。

一方では命がけで復興を支援している人、一方では物を買占め一儲けしようともくろむ人。
今回の災害によって、私たちはもっと深く物事を考える機にしなければならないのかもしれない。
その事により日本はもっといい国となれる。
世界の国からお手本にされる国となるためにも、私利私欲を消し
国全体を考える時、・・日本が試される時なのではないだろうか?