よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

第一回コラム

2011-04-23 10:53:11 | 住まい作りコラム

第一回目「住まいづくりコラム」を発信が始まりました。
和歌山県約14万部が配布される。
これから一年間12回の記載となるが、コラムから
ブログを知っていただき、「住まいづくりとは何ぞや?」
を、今一度考えていただくきっかけになればと思っています。

一人一人には違ったライフスタイルがあり、
それに合った家に住み、望みを一杯詰め込んだ家に
住みたいと皆が望んでいる筈。
しかし、現実はなかなかそうはいかず、
望みを叶えようとすれば資金で頭打ちをし
わくわくしながら描いた設計図を資金調整の為
夢を一つ、また一つと諦めを強いられ
その為、家づくりの情熱も薄らぎ、諦めの中で
すすめられていくのでしょう。

一般には現在物づくりの原価は知る術は無く、
「高くつきます」と言う言葉を信じ、出された予算書
を受け入れるか、諦めるかしか方法はありません。

家づくりの原価を知り、施工業者の経費を知り
無駄を省き、納得した予算の中で夢を叶える
術をもっと深く追求しなければ、業者言いなりの
高い家を建てることになってしまうかも知れないのです。

今回、着工から引き渡しまで、N邸の経過を
アップししてまいりました。
原価を追求し、施工業者と長い時間をかけ
方法論を考え、工夫を凝らした結果
N様の要望の殆どを満たす事が出来たのではないかと
私は思っています。

N邸が安くできたのではなく、施工業者も
その下の職人も、納得した予算で進めることが出来たから
いい住まい、N様が満足できる家が出来上がったのだと思います。
値切りではない、価格の交渉があってこそ、
無駄のない、夢を諦めない、家が出来上がるのです。