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宮沢賢治の母親のことば

2009-09-24 19:33:23 | 生きる智慧

賢い母親としての宮沢賢治の母親 イチさんのことば。

新聞のコラム「次代への名言」に載っていましたので紹介します。

「ひとというものは、ひとのために何かしてあげるために生まれ

てきたのス」

幼い宮沢賢治と添い寝するとき、いつも語りかけていたという、この

ことばほど、彼を象徴するものはない。人のために自分は何をでき

るのか。そう問い続けた賢治は昭和8(1933)年9月21日37歳の

若さで生涯を終えたのです。

「私には私の望みや願ひがどんなものやわからない」。と言って突如

東京に出奔する。この言葉はそのころ、親類にあてた手紙の中にあ

る。中略。

賢治は、さがし続けたものを、見つけることができたのだろうか。わか

らない。

ただ、彼の最後のことばは、「ああ、いいきもちだ」-だった、という。

以上のように記載されていました。

かの有名な「雨ニモマケズ」はこの母親、イチの言葉が原点ではない

だろうかと私は思います。すばらしい母親ではないでしょうか。