心のよりどころ。毎日が日曜日。

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心に響く禅語

2009-09-30 17:50:33 | 生きる智慧

先日、デパートの本売り場に立ち寄ったところ、バーゲンの箱の

中に見つけた一冊が「やすらぎの禅語」文:埜村要道(廣済堂)の

本でした。本の帯には「本当に大切なことは何なのか?現代人の

心にしみる禅語の数々と記されておりました。

そして「日々是好日」が共に記されています。これからこの本に解

説されています禅語を紹介してゆきたいと思います。

禅語その1

*日々是好日(にちにちこれこうじつ)  雲門禅師

私たちがよく目にしたり聞いたりする言葉です。これも禅の言葉で

す。

文字どおりに解釈すれば「毎日が平安で、無事である」の意味です

が、明日と言う日は二度とない。この一瞬を大事にせよ」ということ

を教え示した言葉が「日々是好日」なのです。

朝起きて寝るまで、今日という日はかけがえのない一日です。この

一日を全身全霊で生きることができれば、それこそが「日々是好日」

となるのです。

平々凡々、何事もさわりのない穏やかな状態だけが「日々是好日」

ではありません。

好日は願って得られるものではなく、待ってかなえられるものでもな

い。私たち自身の生き方によって、日々の好日が得られるのです。

と教えています。

なかなか今日一日を全身全霊で生きることは、我々凡人にとっては

難しいことですが、そんな気持で生きることが大切なのではないでし

ょうか。