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目標に向かい前進あるのみ

2010-02-14 17:43:16 | 生きる智慧

指針の禅語

*大道無門(だいどう むもん) 目標に向かって前進あるのみ

「大道」とは真理にいたるための道。その大道には門が無い、

つまり入り口がないという意味です。大道は仏道の道に即して

生きることで、そのための決まった道があるわけではありません。

でも無門といい、千差路有りといいながら、安易に無門を通過で

きるものではありません。入り口のない無門はそのまま難問の関

所であり、ただでは通れない無門関です。

命を惜しんで修行し、仏意にかなう手形を得てはじめて門を通過

したとき、ついに何ものにも縛られず、自由自在な境遇に至れる

のだといいます。これは修行者に示した言葉ですが、私たちの人

生にも当てはまります。

私たちが目標に向かって進むとき、その道は一本だけとは限りま

せん。人生の道は、一つではなく千差路あり、どの道を行くにして

も、しっかり目標を定め、確かな足取りで実践してゆきたいもので

す。と書かれています。

どの道から入ればいいか悩んで進めなくなってしまうより、実際に

行動し、努力するほうがより現実的です。先ずは前進のみです。