今何故「般若心経」を多くの方が実践するのでしょうか?
それは、毎日報道される悲惨なニュースの多さに他なら
ないのです。皆がこのブッタの教えに添って生活すること
が大切なのです。
「般若心経」を紹介します。
何回となく般若心経を読んでいますが、毎回新しい発見
があります。今回から般若心経を 読んだ感想を書きたい
と思います。般若心経の本は数冊読んでいますが、誰に
でも分かり やすく記載されているこの著を元に御紹介し
ます。
正式には「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」と言います。
「仏」とはお釈迦様のことです。その お釈迦様が「説」
いた「経」なのです。それが「般若波羅蜜多」心経です。
お互い傷つけあい、迷い、苦しみ、悩むことの尽きない
私達の住むこの世(此岸(しがん) から、完全な悟りの
世界、すなわち、あらゆる煩悩の火が消え去った静寂な
世界(彼岸)へ 行くために必要な実践行のことが書かれ
ている経なのです。「摩訶」とは、人知も及ばない 意味
深い教えだと強調した言葉です。
誰も、心の中に傷を持っていたり、悩みを持っているもの
です、それはこの世に生きている限りは、決してなくなら
ないですから、この世に生きている間に「静寂な安らぎの
境地」に 到達すればよいのです。
その知恵と実践論が書かれているのが「般若心経」なのです。