心のよりどころ。毎日が日曜日。

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心に響く禅語 その5

2009-10-14 18:06:03 | 生きる智慧

心にしみる禅語 その5

に早く気が付いてもらいたいですね。

私たちの周りにも自分で持っていても、何でも欲しがる人がいますが、この「我唯知足」

張らずに「自利利他」の精神で行っていけば争いや、問題も起こさずにすむのでしょう。

人生を生きることも、商売をするにしても、役人でも、国家でも、すべての人間が我欲を

という。「自利利他」の心が現れています。。

人に差しあげ、施し、最後に自分もいただく「利他」の精神がそのまま自分の幸せである

にて足る事也」と述べました。必要な分を必要なだけ用意し、茶を点ててまず仏に供え、

千利休(せんのりきゅう)は、茶道の心得として、「家は漏らぬほど、食事は飢えぬほど

「知足」いい言葉ですね。

をよく見つめることです。相談者の中にも足るを知らない人が結構いらっしゃいます。

ない人はいませんが、自分の器に合った欲で満足するべきでしょう。それには先ず、自分

足るを知り強欲にならないことが大切です。問題や悩みの根本は「欲」です。誰もが欲の

満足できない人のことです。

「貧しい人」とは何も持ってない人ではなく、多くを持ちながら、まだまだ欲しい、と

を傾けなければならない。

「吾唯知足」は現代の日本人が理解出来にくい言葉である。理解出来にくいがゆえに、耳

思う。

んだら言えるが、欲しかったものが目の前に山積みになったとき、はたして可能かなとも

は、「ごちそうさま」「もう充分」「もう結構です」の心であろう。食事などでお腹がふくら

心の平安を求めるのであれば、「吾唯知足」を是非とも理解しなければならない。具体的に

と言われる。

ことを知る人は、心は穏やかであり、足ることを知らない人は」心はいつも乱れている」

える心のゆとりを持たねばならない。「吾唯知足」は、釈尊が説かれた教えである。「足る

私達は欲望を無限にふくらましてはならない。これで充分、つまり「ごちそうさま」と言

が有名でしょう。

「足るを知る」京都・竜安寺の「吾唯足知(われただたるをしる)」と書かれたつくばい

*知足(たるをしる) 欲しがることをやめてみる 〔遺教経〕


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