斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

上野市、いまは伊賀市

2011年09月24日 15時36分42秒 | 水難・ういてまて
明日からの指導員養成講習会にあわせて、上野市(いまは伊賀市)に入っています。
ときどき近鉄に乗って移動しているときに見かけた伊賀鉄道の車体が気になっていて、あれに乗ると忍者の里にいけるのだなあ、と思っていました。はじめて乗車しました。


降車した駅が上野市駅です。


上野市は伊賀忍者で大変有名ですが、これには上野市職員で、上野市長職まで全うした奥瀬平七郎氏の貢献が大きかったようです。旗振り役がいるかいないかで、このような観光の流れができるのだと感心しました。まさに立体的な広報だと思います。

お昼から午後にかけて上野公園をぶらぶらしてきました。忍者博物館ではとてもかわいらしいお嬢さんが忍者屋敷について説明してくれました。ちょうど隠し床の説明をしているのですが、ごく普通のお嬢さんに見えるのですが、身のこなしや説明の仕方がたいへんお上手で、くのいちの末裔かと思いました。正座での説明のとき、お客をひきつける姿に感銘して、写真を一枚とらさせていただきました。


博物館では水蜘蛛や水掻きといった小道具が展示してありました。水蜘蛛は泥沼を渡るときに使う道具であって、水の上は渡れない、説明書きに明示してありました。それでも忍者なのだから渡れたのではないかと思いたくなる雰囲気がこの上野市にあります。

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