SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

いつもあるあたたかさに感謝。

2021年04月18日 | Michi-kusa
昨日の天候は、雨。
その中での仕事は、思うように進まない。
けれど、何事もなく無事に終わったことが良かった。


通勤用のバイクにエンジンをかける。
仕事が終わった安堵感からしんどさが押し寄せる瞬間です。
これは、いつものこと。

そして、いつもと違うのは、

晩御飯・・・。
どうしよう・・・。

って思考することだ。


かみさんから、
“実家に行ってきます。
今日は一人でご飯食べて下さい”
の連絡を受けていた(笑)


こう疲れていると・・・。
何も考えられない。
食べられたら何でもいい。
かなり投げやり(^_^;)

お店に入って食べるのも億劫。
コンビニへ寄った。
時間帯なのだろうか?
陳列棚には商品が少ない。
迷う楽しみすらなかった。


これでいいっか。


大盛肉系の弁当にBIGのカップヌードル。
食べきれるのか?おれ?

レジ前に等間隔に付された足元の定点シート。そのシートを無意識に探し、当たり前のように間隔をあけて順番を待つ。

手を上げた店員のレジへ。

“いらっしゃいませ”

ピッピッと商品を読み取る音。
支払い方法を促す機械音。

“袋は要りますか?温めますか?”

機械に現金を投入。
ジャラジャラとお釣。
そして、チン完了音。

“ありがとうございました”


目に映るのは、機械。
聞こえるのは、音声?肉声?
人はどこへいった?


温められた弁当を手に店を出た。


仕事の疲労感は、帰宅するまでの道中である程度緩和される。いつもなら(笑)


鞄から自宅の鍵を取り出し、ドアを開けた。そこは、真っ暗な部屋だった。
疲れがズンと身体にのしかかる。


おれ。独りは無理やな(笑)


うがい、手洗いなどお決まりの動線をこなし、お湯を沸かしカップ麺へ注ぐ。
ボーッと3分。時計を眺める。
部屋の静けさをかき消すため、思いついたのがDVD観賞だ。
細田守監督の『サマーウォーズ』。

買ってきたご飯と麺をとにかく口に入れた。サマーウォーズ。やはり面白い!
そして、あの量をいつの間にか完食!

映画が終わる頃に、かみさんが義弟と一緒に帰ってきた。


かみさんの姿を見て安堵。


お疲れさまでした。
そして、
いつもありがとう。

夜明けのすべて。

2021年04月18日 | Michi-kusa
本を読みたくなったから本屋さんへ。
そして、出会う。

再び、瀬尾まいこ氏。
『夜明けのすべて』


藤沢美紗
28歳
PMS(月経前症候群)

山添君が発作を起こす姿を見るまで、彼がパニック障害だったことにまったく気づかなかった。どうして私は簡単に、彼のことをやる気のない人間だと決めてかかっていたのだろう。


山添孝俊
25歳
パニック障害

PMSよりパニック障害のほうがつらいにきまっている。いや、はたして、本当にそうだろうか。俺はPMSどころか生理のこともしらない。実際は想像以上にしんどいのかもしれない。


職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。互いに友情も恋も感じてないけれど、おせっかい者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。表紙の砂時計かなぁ(笑)


この本には、それぞれの症状や取り巻く環境、そして、個人の日常生活についても書かれていて、PMSとパニック障害について少しふれることができました。自分でもネットで調べるきっかけにもなったので勉強になりました。
また、PMSとパニック障害という設定、藤沢さんと山添君と双方の関わり方、2人を包む人たちの存在など読んでいても心に優しい物語でした。
前回読んだ『その扉をたたく音』もそうでしたが、瀬尾氏の書籍は、文字が大きくて行間も親しみやすかったです(笑)


今回も恒例の「勝手に配役」を設定(笑)
藤沢美紗→夏帆さん
山添孝俊→神木隆之介くん

我輩の頭ン中で実写化して楽しみました(笑)