司馬遼太郎スペシャル第2回目 大村益次郎
「幕末」に学ぶリーダーの条件 「花神」を中心に
蘭(らん)学にとりつかれやがて村の医師となる村田蔵六、後の大村益次郎は、桂小五郎に見いだされ長州藩の軍事部門を任されて数々の戦果をあげる。その後、時代から魅入られたように官軍の総司令官、そしてついには明治政府の兵部大輔にまでのぼりつめた。大村の天才的なリーダーシップの源は「徹底的な合理主義」と「自分を勘定にいれない客観性」にある。第二回は、大村の生き方から理想のリーダーの在り方を読み解いていく。
「大村は、農民の出であって、諸藩の士がもつ藩意識には鈍感で、むしろ新国家の敵と心得ていた。/武士をさえ、尊敬しなかった」
「桂には、虚心にひとの知恵を借りようとするところがあり、それがこの人物の政治家としての魅力になっていた」
気になった三つのキーワードは、
「無私の精神」
「組織は変質する」
「常識を破るリーダーシップ」
「花神」は司馬文学の真髄というべき作品と評されている。ぜひ読まなくては。
http://www.geocities.jp/pilgrim_reader/hero/choshu_2.html
今日の朝日新聞の声らんから よく読んでほしい
忘れてはならぬ3・10と3・11
作家 早乙女 勝元さん
小さな声ででも「それは違う」「これはおかしい」と言い続け、伝えていこう。
「18歳」を失望させてはいけない
高校教員 松村 芳巳さん
「まず隗より始めよ」