荷物の片付けで桜堤に来ている。道路一本を隔てると都立小金井公園。桜の名所だから車でわっとくる。最近はバーベキュー場も整備されているので家族連れが多い。
メーンの通りは五日市街道。裏には鈴木街道があるが狭い上に所々一方通行。駐車場は2カ所。桜堤三丁目はこの時期身動きできない。
まだ今日は花見の時期には早かったらしい。
従姉妹たちが片付けをしている間、都立小金井公園を散歩してきた。一番外れの入り口から入る。木蓮が満開。なんという素晴らしい色なんだろう。
桜の大木が二本。綺麗に華麗に咲いている。もう場所取りだ。日本は贅沢だ。無料で桜を満喫でき、宴会さえできる。こんな自由な国はない。
ウグイスが鳴いている。
ホーホケキョ。
ホーホーホケキョ。
今頃泣くのかな?
参考までに ウグイスのさえずりは高い声で「ホーホケキョ」が有名ですが、やや警戒のやや低い声で「ホーホーホーケキョ」や谷渡りと呼ばれる「ケキョケキョケキョ」のような鳴き方もします。
尊敬するな こういう人を
3・11以降、私は変わったかと言うテーマで哲学者の鷲田清一さんが書いている。
共に生き延びる道を探す 「隔たり」「絆」
何気なく書かれたことばに心を打たれた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12279767.html
暮らしは自分1人でできっこないんです。「教えてもらう」「貸してもらう」といった相互扶助の関係がコミュニティーの力であり、それが暮らしの安心につながります。
震災後、大阪大総長をやめてしばらく、不登校経験のある高校生を相手に私塾をやりました。社会の全体もその行き着く先もうまく見えない中、それでもみなが共に生き延びていくために何が必要かを一緒に考えました。
「一緒に考えました」という視点が大切なんだ。同じ土俵で、目と目をきちんと見て、対等にぶつかるんだ。お互いに押し合いもみ合い「うん、うん」と堪え耐えながら考え抜くんだ。私も土俵に上がってみるか。