みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 陽光うららか

2022-03-12 10:12:00 | 日記


昨日は朝から梅やんは出かける用意をしました。娘と何やら言葉を交わしました。


抗原検査を実施してコロナは陰性マイナスでした。


ヘルパーさんが来てくれて着替えを手伝ってくれました。これから日和佐の施設へ行くのです。徳島県の地図を見ると、木沢は中央部、日和佐は県南部にあります。藍住町は県内でも東部に、三好市は県西部になります。こうして見ると木沢の実家は梅やんの在宅介護センターです。ここへ子どもたちが介護にやってくるのです。


チイ叔母が来てくれ見送ってくれました。


ユキ妹にも目で挨拶して行きます。


足を捻挫していたヒヨドリは蜂蜜やミカンのご馳走を振る舞われ1週間で元気になりました。


扉が開け放たれ、名残惜しそうにしばらく居りましたが、やがて林の方へ飛んで行きました。ヒヨドリは、留鳥ですから一生忘れることなく、また来てくれるでしょう。


ヒヨドリがいる山々。


途中でフミ叔母宅により挨拶しました。叔母さんからきれいな梅の花をいただきました。


見事な梅やんの花が咲いています。


梅やんを日和佐へ預けてから、私は一旦木沢へ戻り帰る用意をして、徳島自動車道を通って西へ向かいました。
梅やんは施設に入る時、右手を上げて手を振ってくれました。そういえば、まだ元気な頃の井川町の自宅からデイサービスに行く時も送迎車の中から私を見て手を振って挨拶してくれたことを思い出しました。親といえども歳をとると心細いものでしょう。そして脳卒中になった身体でも目で見て手を振る!見ていた施設の職員が「すごいなあ!」と誉めてくれていました。
私は何度も休憩をとりながら日が暮れる頃に三好市の自宅へ帰りました。
それでは今日はこの辺で。しばらくこの日記は休みます。