みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 チェーンストークス呼吸と痰

2023-05-01 02:45:00 | 日記



昨日から5月1日です。記事を書いたつもりなのですが、投稿されませんでした。一昨日の朝、梅やんは元気がありませんでした。体温36度1分、血圧も正常で111〜81mmHg、手指の酸素は93%でした。


それで、酸素ボンベを風呂場に持ち込んで、セツ姉と2人で梅やんを入浴させました。ちょうどチイ叔母が見に来てくれました。


入浴後の梅やんは元気になりました。梅やんは体温が上がっていないのに上半身が汗ばんでいたので、身体がサッパリとしました。その後、セツ姉たちは帰りました。




昼間の梅やんはベッドで寝ております。


夕焼け空がきれいです。


夜になりました。


夕食後、去痰剤と抗生剤をお湯に溶いて胃ろうから注入しました。お母さんの箸でかき混ぜてから注入します。


抗生剤レボフロキサシン錠はすでに2日目の投与でした。



梅やんは手指の酸素が97%であったり、70%になったりです。肩で息をする切迫呼吸と呼吸が止まって静かになる時を1分間おきに繰り返しております。チェーンストークス呼吸です。心不全の人の呼吸です。


お母さん、せこいか、と聞くと、「せこい」と小さい声で答えます。


口からの痰が多いのですが、白色です。


時計の針は午前様になりました。5月1日です。日付が変わってタブレットの電波の状態が良くなりました。


口からの痰を何度も何度も引きますが、よく出てきて吸引器に溜まっています。白色です。


酸素は70%台になりました。


私が喘息で吸引している吸入器を梅やんの口に当てがうと、少し楽になったようでした。


梅やんの手指の酸素が66%になりました。


心拍出数は37です。

在宅酸素は毎分3リットルの流量の限界です。

朝になりヘルパーさんが来てくれました。血圧が低くて測れません。手指の酸素の数字も低くて出てきません。


ヘルパーさんは梅やんの全ての着替えをしてくれました。ヘルパーさんが帰った後、上那賀病院へ外来受診します。


お母さん、これから上那賀病院へ行こう、と声掛けして車椅子に移乗しました。酸素携帯ボンベをもち、居間から小さな段があるスロープへ梅やんを後ろ向きに下ろす時、ガタンとして、「痛い!」と梅やんは声を出しました。


自宅を出る梅やん。


梅やんは目を閉じたままです。


頑張って行こう!梅やん。私はチイ叔母に電話して、後から来てと言いました。車の中で梅やんは少し戻しかけたので携帯の吸引器を用いて口から最後の吸引をしました。


梅やんは車の助手席で私に手を握らせながら、弱々しい静かな息をしております。坂州木頭のフミ叔母宅の下で酸素ボンベの確認をして、ユキ妹と携帯で連絡をとり、すぐにまた病院へ車を走らせます。
それでは今日はこの辺で。