みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 留守番

2021-03-24 04:51:00 | 日記


病院の5階から西方を望む朝、太陽は東から昇ります。


夕刻になると東の方から日が暮れて来ます。
一昨日には留守にしている木沢の実家へ、キミちゃんたちがヤギにエサの野菜をやりに行ってくれたそうです。


川成のオオモリさんがナノハナを袋に沢山くれたそうで、それらを放り込んでやるとヤギたちは喜んで道を上って来て食べたそうです。最近の時代はラインという便利な通信手段が出来て、翌日には直ぐに写真が届きます。
その写真を見ると、メスヤギが妊娠してお腹が大きいようです。楽しみですね。
ショートステイの梅やんは音信がなく変わりないようです。チイ叔母は快方に向かっているとの事です。
私はお陰様で本日退院します。29日には梅やんもショートの特養ホームを一時退所します。
早いもので、入院してひと月が経ちました。徳島の眉山の桜も咲いております。
それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 鳴門の山々

2021-03-19 06:37:00 | 日記


長い夜が明けて、私の居る5階の病室の窓から鳴門方面の山が見えます。大麻山のてっぺんにはまだともしびが淡く光って見えます。私の入院も3週間を過ぎました。梅やんも那賀町の介護老人福祉施設の短期入所で今までに最も長い3週間が経ちました。どうしていることでしょうか。


今日の夕方には、セツ姉が木沢の実家に行く事になっています。途中で那賀町和食の「ふるさと那賀」に寄り、梅やんの様子だけ聞いてみるように頼んであります。ヤギにエサを与えに行ってくれると言うことですが、仏壇の仏さんもそのままですから、お祀りもしてくれるのです。
実は先週のこと、木沢のチイ叔母が38度6分の熱が出て、娘のシゲちゃんが日曜に迎えに行きました。今は鳴門の大きな病院に肺炎で入院して居ります。新型コロナの影響で、奥の上那賀病院は車の中で待機して電話で薬を処方してくれたにとどまり、84歳の叔母はひとりで不安な日々を自宅で過ごしたようです。PCR検査は鳴門の近医でマイナス、通常の肺炎で大きな病院に紹介されて、大きな病院でもPCR検査マイナスだったそうで、家族みんなが安心しています。早く良くなることを祈りましょう。
最近、私は睡眠障害に悩まされています。回復期リハビリテーション病棟でリハビリをしており、腰の手術の経過は良いのですが、長く服用していた痛み止めの薬をやめてみると、今度は毎晩の不眠が続き、頭がおかしくなりそうです。退院まであと数日、24日には退院します。窓の外には新町川が流れています。




それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 大川原高原

2021-03-12 18:18:00 | 日記


私が入院している病院のデイルームから佐那河内村の大川原高原(標高1000メートル)が見えます。まだ私の長男が幼くて歩けない頃、家族で山登りに行ったことがあります。40年近く前のことです。
今日、梅やんがショートステイしている「ふるさと那賀」に電話してみますと、梅やんは変わりなく元気に過ごしているとのことでした。聞いてみると来月も見てもらえそうなので、ケアマネジャーのハヤカワさんに来月分のケアプランの原案の希望をメールで送りました。
利用は木沢デイサービスとふるさとなかです。
午後、同級生の那賀町木頭に居るミサちゃんから電話がかかって来ました。「ホウレンソウ持って来てあげたのだが、車は無いし、門は閉めてあるし、どうしよんで?」と。それで、入院しとると言うことから始まり、しばらく話を聞いていると、彼女のお母さんも89歳で阿南市の長男宅で元気にして居られるとのことでした。お互いに親が生きているということはそれだけでありがたい価値ある事だと思います。
それでは今日はこの辺で。



みなみの梅やん介護日誌 デイルームからの眉山

2021-03-06 09:06:00 | 日記


私は術後4日間をベッドの上で寝ていました。昨日は5日ぶりに個室を出て車椅子でデイルームまで散歩に行って来ました。
どんよりとした曇り空ですが、ゆっくりと眉山を眺めるのは数十年ぶりです。
4日間寝たきりになり介護されるのは初めての経験です。薬の影響でボーッとして寝ていると、よく夢を見ます。横谷のフミちゃんが来てヤギに道路からエサをやってくれました。天井を見ると、ここは何処だろうかと思います。
昨夜は11時間寝て睡眠時無呼吸症のCパップを吸っておりました。術後は血圧の薬を飲んでいないのですが、114/75位です。個室に長くいるとボケてしまいそうになります。梅やんもこうした環境下に置くと良くないと思います。


そこで4月の梅やんのケアプランを考えてみました。
4月1日ショートステイ特養ふるさと那賀入所。4月10日ショートステイ退所。
4月13日木沢診療所受診。4月12日〜16日木沢デイサービス日中預り。
4月19日ショートステイ入所。4月27日ショートステイ退所。
4月28日木沢診療所受診。セツ姉宅預けが4日間。これで介護費用保険適用245000円くらいでしょうか。
それでは今日はこの辺で。
また後日に書きましょう。




みなみの梅やん介護日誌 梅やん、30日のロングステイ

2021-03-01 07:58:00 | 日記
昨日、梅やんはセツ姉に連れられて午前11時前に和食の「ふるさと那賀」に再度のショートステイしました。梅やんは沖洲からセツ姉と孫のマサ君と一緒に行きました。手前の鷲敷道の駅でトイレ休憩してコーヒーを飲んでから、機嫌良く入所してくれました。梅やんにとっても孫はありがたいものです。


電話でセツ姉から聞いた話では、娘の家であることが分からないようになっているとのことでした。「ここから瀬津の中川は近いのか」と聞いて来たり、セツ姉が歩き運動ウォーキングに行っている間には、義兄さんに「アンタの嫁は誰で?」と尋ねたそうです。「ワシはまだ90にはなっとらん!」と自分の歳も忘れているそうです。それでも、「モリはむかえに来てくれるんか」と聞いて来たそうです。
とにかく、30日間、私の手術が成功してまた車の運転が出来るまで預かってくれるので、ショートステイは本当に助かります。


2017年9月14日木沢地区敬老会、米寿の記念写真会の梅やん


2018年9月14日、敬老会の3姉妹


2018年夏、草取りする梅やん

今日は2021年令和3年3月1日です。この日記はしばらくの間、多分3週間は休みます。


昭和43年、1968年16歳の少年工員、向かって左側が作者です。
それでは皆さん、お元気でお過ごしください。