みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 / 追録 2019年1月4日 私の日記から⑤

2023-05-25 04:31:38 | 日記
○母親の実家療法は「森田療法」の模倣じゃないかな。「あるがまま」、「行動本位」、「生きる意欲を引き出す」。4つの過程に区分する。
○平成23年5月、第1期認知症発症の時期、週1日見守り対応。同7月要介護認定の時期、長谷川式検査20点。
○第2期は、平成23年10月、三好市井川町の息子が見守る時期、みのだデイサービスセンター利用。平成27年6月の長谷川式検査11点。平成28年12月までアリセプト錠服用。それと抗コリン剤ベシケア錠(頻尿のため)を併用。
○第3期はアリセプトやめて、平成29年5月抗コリン剤ベシケア錠中止。同7月よりイクセロンパッチ薬貼付、長谷川式検査13点。
○第4期は平成30年4月の実家にて療養の時期、自由放任主義。2018年(平成30年)6月の長谷川式検査14点。洗濯物干し、食器洗い、土間掃除、鶏の餌やりを日課を作業に。









みなみの梅やん介護日誌 / 追録 2019年1月3日 私の日記から④

2023-05-24 15:32:29 | 日記



『認知症診断治療ガイドライン2017年』に沿って療養する。社会環境、生活環境療法と薬物療法の組み合わせで生活支援を行なう。向精神薬は注意しながら身体恒常性を回復させて行く方針で臨む。ホメオスタシス。




みなみの梅やん介護日誌/ 追録 2019年1月2日 私の日記から③

2023-05-24 03:50:00 | 日記


『認知症診断治療のガイドライン2017』をネットで読んだ。使われる薬剤は4種、アセチルコリンエステラーぜ阻害薬が中心、効果なければ薬剤の変更、療養環境の変更、抗精神病薬は限定的に使用、など。社会的な取り組みとして認知症サポーターの養成、サポーター医師の育成。中心症状は認知機能障害、周辺症状は問題行動と心理症状と呼ぶ。
向精神薬=精神に対して用いられる薬物の総称を言う。
抗精神病薬=統合失調症に用いられる薬物を言う。向精神薬は大概念、抗精神病薬は小概念の関係。



みなみの梅やん介護日誌/ 追録 2018年12月13日 私の日記から②

2023-05-23 05:36:00 | 日記



○脳は私自身である。人間の思考や問題解決、感情、意識、社会的行動などを司る臓器である。その役目は学習することである。○情報を入力するのは後部脳、情報を出力するのは前部脳である。学習はこの働きである。学習することにより「私」という人格、能力、行動が作られる。病気や事故で脳が損傷すると「私」に変化が起こる。
○脳は4つの部分からなる。脳幹、小脳、皮質下構造、大脳と大脳皮質である。
○脳と脊髄は中枢神経である。電気信号は抹消→脊髄→脳幹→視床→大脳皮質→感覚野へと伝わる。中枢神経により脳は痛みを感じる。ニューロンは神経細胞である。脳の異なる領域と身体を統合する。脳全体に膨大な数のネットワークを築きあげる。ニューロンには樹状突起があり、学習の成立により増える。使わないと廃用死滅する。軸索はニューロンの軸であり、腱鞘を形成してそこを電気が流れる。「私」は学習の成立を通して発達していく。
○神経伝達物質の数は60種以上ある。アセチルコリンは1921年に発見された。ドパミンは少なくなると筋肉が硬くなり、運動機能が低下する。ノルアドレナリンは覚醒、注意、学習、記憶、痛みなどを活性化する。アドレナリンは身体活動を活性化する。セロトニンは情動や気分、睡眠などに関与する。ヒスタミンは痛覚や炎症症状に関与する。GABAは情動や気分、睡眠、覚醒などに関与する。グルタミン酸は興奮性シナプスとして分泌される。以上8つは覚える。
○ニューロンとニューロンの接合部をシナプスという。シナプスには間隔があり、受容体がある。神経の薬はこの受容体に効くか又は遮断するかで作用する。

みなみの梅やん介護日誌 / 追録 2018年11月13日 私の日記から①

2023-05-21 18:06:52 | 日記
○病気の性質は、健康の回復又は喪失の過程である。認知症は何年も前から気づかれずに始まっていた。進んできたこの過程の結果が現れたのがアルツハイマーという型の認知症である。だから病気から回復できるような方法をみつけるべきである。
○人間は生命体と生活体の統一である。だから全体像を見る。健康の段階、健康障害の種類、発達段階、生活過程の特徴が分かるように書き表すこと。読む者がわかるように表す。現象像を書き、抽象像を形成してゆく書き方を意識して書く。
○生活過程の特徴では家族構成と家族図は書いた。学歴は書いた。職歴はこれからだ。父を介護した8年もこれから書く。認知症が始まっていたことを書く。
○そして外部環境と内部環境を整え、回復の過程と死に至る過程を書く。自立支援と残存能力の活用。リハビリテーション。