オンフールからルーアンへ
モンサンミッシェルからバスで3時間。オンフールの港町に。
あちこちで家の修理をするペンキのにおいがした。
海辺はやはり、傷みが早いのか木組みのペンキ塗りも何やら素人みたいでかえって趣があるのかも。
何かほっとする田舎町。路地裏の石畳をゆっくり散歩した。
ルーアンのノートルダム大聖堂はモネがどの部屋から絵を描いたのか、ガイドさんの説明がおもしろかった。
モネが描いた時よりも大聖堂は増築されて長い年月で進化してきた。
八重桜が満開で造幣局の通り抜けの桜を思い出した。
市場には鶏やウサギなどが長くつりさげられて売られていた。
イチゴやブロッコリー、名前の知らないお野菜も、日本より安いかな、いや高いかもと主婦の目になって。
ソフトクリームを買うと、日本人か?中国人か?と尋ねるので
「I’m Japanese.」というと「ありがとうございます」とお礼を言ってお釣りをくれた。
ようやく「メルシー」と口に出るようになってお互いにっこり。
美しいステンドグラスもドイツの戦火から守るために外して保管して無事だったそうな。