■ダーククリスタル■ おおお、不用意にまばたきもできないワンダーランド! 人間が一人も出てこないクリーチャーオンリーの完全異世界。これですよ。こういう映像をこそ見たいのですよ私たちは! クリーチャー、チョイ出含めりゃ何十種類いたことか、ここまでくるともう、ストーリーなんかど~でもよくなりますね。いやもちろんハナシ的にも、あの善良な種族と悪辣な種族が実は同体だったなんてな、と途中幾たびの布石も腑に落ちて歴史が完成。いやあ楽しかった、堪能しました。贅沢を言えばあのムシ型兵士、各脚が別々に動いてくれるとよかったですね。2本脚丸出しじゃなくて。
■ホーンテッドマンション■ 意外に面白かったゃ、これ。ビジュアルが良いからお話なんかどうでも。青白い大ヒトダマがさりげなく素晴らしいね。扉にひしめく蜘蛛も健闘。坊ちゃんの体にも勇気の勲章さながらいっぱいくっつきまくってたし(ただ冒頭でお姉ちゃんが一匹力一杯叩き潰したのはいただけませんでしたナ)。ゾンビやゴーストたちもさることながら最後おっさんを地の底へさらってった炎の怪獣、オーソドックスなインパクトを与えてくれました。かりにモンスター類一切抜きだったとしても十分楽しめる仕掛けだらけの屋敷ツアー、もとはディズニーランドのアトラクションですって? 知ってる人は忠実度を計りながら楽しめたんだろうな。俺ですら入りたくなってきたよ。ディズニーってホント商売うまいや。
■ビーンストーク ジャックと豆の木■ 同一人物だからこそ、凶悪巨人と善良巨人の表情のコントラストが効いてましたね。あと、豆の木が斧で倒されるときのメカが快感だった。蔓が一本ずつバチーン、バチーンってゴムみたいに弾けてくんですねえ。いい解釈。それにしてもあの欠伸してたでっかいドラゴン、結局二度と出番ないとはな、残念。2度目のときは骨になってたみたいだし。四本腕の青い巨人ももっと見たかったんだけど、大団円で地上に降りてきた3人に入ってなかったですね。二度の豆の木成長時のCGも怪奇植物ぶりを見せつけてくれて、うむ、3時間超える尺のわりにはたるみませんでした。
■ウォリアーズ 異空の戦士■ 最終パワーを手に入れるための紋章の奪い合いといい、世界を救う宿命に関する語りおろしといい、ドタバタ派手にやりあったあげく誰も死なないお約束といい、ワイヤーワークの乱用で荒唐無稽化したアクションといい、チープなセットに見え透いたメイクといい……。ファンタジーとしか言いようがないんで仕方ないのだが、それにしても。格闘技好きの私ですらあくび出まくりでした。いや、格闘技好きだからこそかな。北京の景色ちょっと見れたからまあいいや。
■SF起源 タイムゲイト トリップ編■ 台詞の多いこういうパターンって弱っちゃいますな。ヒアリング力不足ゆえほとんど筋を見失ってるよ。H.G.ウエルズの人物像には別段興味ない私としてはまぁ、後半の火星人らしきモンスターの活躍に賭けるしかなかったんですが、造形イケててもほとんど動きナシ。前半のアクセラレーターにしたって周りの静止風景は面白いにせよ科学的にナンセンスだし(机に置いたガラスが割れるときだけ通常速度で弾けるなよ。空気の動きともども声の伝達もスロー化しろよ。等々)。まあビジュアル的にかなり退屈でしたわ。
■ホーンテッドマンション■ 意外に面白かったゃ、これ。ビジュアルが良いからお話なんかどうでも。青白い大ヒトダマがさりげなく素晴らしいね。扉にひしめく蜘蛛も健闘。坊ちゃんの体にも勇気の勲章さながらいっぱいくっつきまくってたし(ただ冒頭でお姉ちゃんが一匹力一杯叩き潰したのはいただけませんでしたナ)。ゾンビやゴーストたちもさることながら最後おっさんを地の底へさらってった炎の怪獣、オーソドックスなインパクトを与えてくれました。かりにモンスター類一切抜きだったとしても十分楽しめる仕掛けだらけの屋敷ツアー、もとはディズニーランドのアトラクションですって? 知ってる人は忠実度を計りながら楽しめたんだろうな。俺ですら入りたくなってきたよ。ディズニーってホント商売うまいや。
■ビーンストーク ジャックと豆の木■ 同一人物だからこそ、凶悪巨人と善良巨人の表情のコントラストが効いてましたね。あと、豆の木が斧で倒されるときのメカが快感だった。蔓が一本ずつバチーン、バチーンってゴムみたいに弾けてくんですねえ。いい解釈。それにしてもあの欠伸してたでっかいドラゴン、結局二度と出番ないとはな、残念。2度目のときは骨になってたみたいだし。四本腕の青い巨人ももっと見たかったんだけど、大団円で地上に降りてきた3人に入ってなかったですね。二度の豆の木成長時のCGも怪奇植物ぶりを見せつけてくれて、うむ、3時間超える尺のわりにはたるみませんでした。
■ウォリアーズ 異空の戦士■ 最終パワーを手に入れるための紋章の奪い合いといい、世界を救う宿命に関する語りおろしといい、ドタバタ派手にやりあったあげく誰も死なないお約束といい、ワイヤーワークの乱用で荒唐無稽化したアクションといい、チープなセットに見え透いたメイクといい……。ファンタジーとしか言いようがないんで仕方ないのだが、それにしても。格闘技好きの私ですらあくび出まくりでした。いや、格闘技好きだからこそかな。北京の景色ちょっと見れたからまあいいや。
■SF起源 タイムゲイト トリップ編■ 台詞の多いこういうパターンって弱っちゃいますな。ヒアリング力不足ゆえほとんど筋を見失ってるよ。H.G.ウエルズの人物像には別段興味ない私としてはまぁ、後半の火星人らしきモンスターの活躍に賭けるしかなかったんですが、造形イケててもほとんど動きナシ。前半のアクセラレーターにしたって周りの静止風景は面白いにせよ科学的にナンセンスだし(机に置いたガラスが割れるときだけ通常速度で弾けるなよ。空気の動きともども声の伝達もスロー化しろよ。等々)。まあビジュアル的にかなり退屈でしたわ。