術後はしばらく1か月、重いまな板が右半身に入っているような感じでパンパン。→不快です。退院してからもしばらくこの状態。
日にちが経つとまな板が小さくなってくるけれど。
医師に訴えても「仕方ない」みたいな感じかな。「仕方ないよ。全摘してリンパ廓清したんだし、神経触ってるし」とは言わない(笑)けど、まぁこうい感じで。
ドレーンが入っていなくても、脇に水が溜まるのでしばらく抜いてもらいに2~3日おきに病院に通う。大体1か月ほどで水抜きは終わる。(これは個人差があるけれど) 平均一か月くらいということらしい。3か月かかる人もいる。
私は地方在住なので、病院が少なく病院の選択肢で迷うことはない。けれど、どの病院にすればいいか考えた時、自分の経済状態と病状を照らし合わせて判断したほうがいいと痛切に思う。遠い病院だと通うのが色々辛い。私はシングルだから、術後すぐ自分で車を運転して通ったけどね。
乳がんの標準フルコース(抗がん剤・放射線治療までで)、私の場合、治療費はざっと50から60万くらい。これに下着類の雑費・ウイッグ他色々どうしても必要な経費がある。交通費もそう。
術後は、自分の容姿が変わるため落ち込むことも多い・・・。
私はイメージトレーニングをしたが、それでもショックなことは変わりない。でも慣れる。というか、他にもまだ色んなことを思わなくてはいけなくなる。厳しい現実だけど、受け入れないと自分が余計に辛くなる。落ち込んだらまた上がれると思って辛抱。
水抜きが終わったら、今度は放射線治療。
手術後の検体検査結果がはっきりした日に、今後の治療方針を確定。ここで医師と揉めた(?)けど、「とりあえず放射線治療ね」という一言で終わった(笑)。私の主治医は、「優しい」と他の患者さんからは大好評だが、私は「優しいのは、表面だけだなこの人。プロだから」と思っていた。プロでも、勘違いすることもあるし、些細なミスはあるけれど(おいおい)、命のかかった判断は絶対的な説得力があった・・・。