パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

私と乳がん 現在進行形の悩み

2016-03-19 09:03:13 | 乳がん

「私と乳がん」シリーズの記事は、次は抗がん剤を予定していたが、ここで現在進行形の個人的な悩みについて書く。


最終的にステージⅡbの診断を受けた私だが、最初の診察日、S医師に「先生、リンパ廓清をしないでください」と懇願した。

もちろん先生は私の意見を却下。嫌がる私をここでは丁寧に、なおかつ毅然とした態度で即却下。「それは無理です」「絶対に無理」

私の場合、リンパ近くに腫瘍があったので、部分切除でもリンパ廓清は必須とのこと。何故こんなにリンパにこだわったのかというと、理由が二つある。母が卵巣ガンの後遺症でリンパ浮腫(両足)になって、苦労している姿を知っているから。(とはいうものの、元々身体の線が細い母は浮腫になっていても、分からないくらいの足の腫れで、正座はできないが、日常生活をしてたまの旅行を楽しんでいる。体操などの自己管理も徹底しているけれど。)

もうひとつ理由がある。私の仕事が身体が資本の肉体労働で手作業や重いものをもつから。腱鞘炎は職場の職業病。(私もなったことがある。)そのため、リンパ廓清(右)をしたら、仕事するのは不可能だという考えが私の頭にあった。

ところが告知を受けた日に、看護師から「慌てて仕事をやめないように」と説得されたので、仕事をやめる選択を捨てて、とりあえず治療に専念することにした。そして、現場に復帰した。事務職の移動は叶わなかった。(オバサンだし仕方ないなぁ)が、昔馴染みの仲間がたくさんいる現場に移動となった。

これまで一緒に働いてきた現場の仲間は「これからは堂々と甘えなさい」「自分の身体のことだけ考えればいい」「ゆっくりやればいいよ」「気にしないでね」など、仏様かと思うような涙がこぼれるような言葉を次々かけてくれる。仕事も前はバリバリやっていたけど・・・例えるなら、・・・重い作業から軽い作業にしてもらった。フルタイムは体力的に無理なので時間を短くするよう(会社から!)言われたので、時間短縮して働いている。

ここまでくると全く問題なく、傍から見ると何を悩むのか、何が不満なのかと腹が立つくらいの自分だが、(勤務時間をもっと短くしてもいいと言われたけど、シングルなので生活費もいるし・・・)

どうしても右腕が辛くなる。気になる。

・・・心配になる。仕事をすると右腕の怠さが残る。この心配と不安が強く、将来的にどうなるのかな・・・もっと働けるようになるのかな・・・など、悩みの連鎖が始まる。

が、仕事そのものが嫌いかといえばそうでもない。というのは、仕事をしているとそれなりに、充実感?というのかな・・・そういう気持ちも生まれるし、仕事そのものはむしろ好きな方。

ここで心が真っ二つになる。辞めたほうがいいのか辞めたくないみたいな(笑) 愛する人と別れたい別れたくない・・・に 似ているかも(笑)

色々なパターンを考えるけれど、仕方がないのでずっと悩みながら仕事している。こういう時は「無意識の心の声」を聴くといいらしい。けれど無意識の心の声が何なのかも分からない。(笑)

気持ち的にスッキリ割り切って仕事出来ればいいけど。それがまだできない。色々気になって仕方ないし、気になると悩む、でも仕事は休みたくない(笑)こういう無限ループで。

要するに、甘えているんだな。何に甘えているのか? それは自分の弱さに悩むことで甘えているんだなぁ・・・・。甘えるクセ。私の性格的なクセ。

強くなるとたぶん解決する。別れるとか別れないとかは、関係なく。

どんなことも受け入れる覚悟・状況が自分にないので、気持ちが定まらない。

 

がんでも働いている人、抗がん打ちながらでも働いている人、たくさんいる。

病気でも自分を優先出来ない人や状況もたくさんある。それを思うと自分はまだまだだな。弱音を吐くのはここでおしまい。

働き始めて良かったことは、感謝出来ることと、人の無限さ・奥深さというのかな、それが分かった。人の姿って意外なことで分かる、自分も他人も。

色んなことで今後も悩むだろうけど、今日から休日なので、リセット。久しぶりにブログを更新しようかな。それから本も読みたいし・・・。

 

 

 

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