昨日は最近流行りのお米の新品種の裏話をしました
冷めても美味しい
モチモチ食感の美味しいふっくらお米
は、残念なことに血糖値を急上昇させやすい
というわけで、
同じお米でも品種によってちょっと注意が必要
パンもそうだけど、ふわふわモチモチってなぜ美味しいのだろう??
そしてなぜ美味しいもの糖なのだろう?
と、ちょっとムカつくわたし笑
それでも昔の人はボソッバサッのパンやお米を有難く頂き、
栄養源を補給していたのでしょう…
今は誘惑が多すぎて多すぎて…
さて、
古代の人が食べたら目ん玉が飛びてしまいそうなそうなくらいきっと美味しいであろう現代のお米
糖代謝異常持ちのわたしは、そんな美味しいお米は特別な時のご褒美にとっておくのが無難
わたしと同じく、血糖調整に敏感な方におススメなお米
それはアミノペクチンが少なく、アミロースが高いお米ということになります
血糖値を急上昇させやすいアミノペクチンに比べて、
同じ”でんぷん”でもアミロースは血糖を緩やかに上昇させる構造をしていると言われています
この違いで一番分かりやすいのは、タイ米(インディカ米)
海外でお米を食べると、日本のお米と全然違う…と感じる人は多いと思います
このタイ米
一度でも食べたことがある人はご存知の通り、インディカ米は日本のお米(ジャポニカ米)と違ってパサパサ、サラサラしています
タイカレー・インドカレー・パエリア…などなど、日本の家庭で食べるもちっとしたお米とは少し違いますよね
わたしたちが普段食べているジャポニカ米は世界の生産量でいうとかなり低いようで、
お米を食べる文化のほとんどが日本とは違うパサパサしたお米(インディカ品種)を食べる習慣のようです
日本でも料理によって時にタイ米が食卓に上がるということもあるかもしれませんが、
毎日となると…。。
やはりもっちり、ふんわりとしたお米に慣れ親しんだわたしたちからすると、
(毎食インディカ米となるとちょっと…)と感じる方のほうがきっと多いはず
なにせ粘り気のないインディカ米ではおにぎりを作るのに一苦労しそう…(笑)🍙
多くのご家庭では”あきたこまち”などのこれまでのうるち米、
また最近登場した、さらに美味しさが追求された”ゆめぴりか”や”ミルキークイーン”などの高アミノペクチン米が食べられているのが一般的でしょうが
調べてみると日本でもアミノペクチンを低くした高アミロース米が開発されていたようで、
わたしが今最も気になっているお米です
もっちりふんわり米をお好む消費者が圧倒的に多い中で、
日本でのインディカ米の生産に挑戦している米農家さんがいることは驚きです
生産量が低いことや需要が低いせいなのか??
入手難易度はかなり高めでお手軽にAmazonや楽天で…といった取り扱いは調べて見た限りでは無さそうです
追記:よくよく調べてみたら楽天通販でも買えました
品種改良される前の昔からある日本のお米、
ササニシキやホシニシキなどはアミロースが高めで20%なので、こっちの方がまだ買いやすいかな??
(ちなみにミルキークイーンのアミロース含有量は10%程度)
いつの間にかわたしたち日本人は新品種のもっちりふんわり米を好むようになってしまったようですが、
昔の日本人にとっては高アミロース米(低アミロペクチン米)がごくごく一般的で、当たり前のように食べられていたお米なのです
アンチ糖質制限的にはよく、
「日本人は米民族なのだから米が一番日本人に合っているのだ」
と言われたりなんかもしますが
それならば、
こういった昔から食べられていたさっぱりとした高アミロース米を食べるのが一番ということになるでしょう