動画公開から学んだLISA流認知行動療法!
前回に引き続き②です
認知行動療法に興味があるけれど、どんなことをするのかよく分からない
そんな人は必見です
(LISA流ですので少しアレンジされてます)
さて、わたしのアップするしがない動画についてと、
DisLikeボタンによって生じる様々な感情や思考を前回は書いたと思います
ここで生じた、やっかいなわたしの感情や思考を、LISA流認知行動療法ではどう対処していくのか…
それは、、
360度思考の展開をすることです
360度思考の展開とは、言い換えると、どれだけ沢山の考え方・ものの見方を思いつけるかゲームだと思ってください
どれだけ沢山の思考を並べられるか!!!(網羅・もうらできるか!!)が、勝負です
例題を解説する前に、ここでこのゲームの重要なポイントを2つお伝えしておきます
このゲームを行う上での大きなルールは2つです
■感情は扱わない■
■プラス思考もマイナス思考も区別しない■
”感情は扱わない”について
感情はそもそも神経伝達物質が生み出しています
”感情を無くせ”とは、アラジンが偉大なる魔人・ジーニーを自由に開放してあげた後で、《ジーニー!ナイル川を消してくれ》と言っているのと同じです
出来っこありません
(”感情”と”思考”の違いに気付ていない人は、まずはこの違いから学んでください)INDIGO塾の”新しいわたしを育てるワーク”では感情と思考の整理整頓という形でワークしました
お釈迦様は、悟った瞬間
”無駄である”と言いました
それはこのやっかいな感情・思考とやらを、お釈迦様はどうにかなくしたくて一生懸命に修行したんですね
(お釈迦様もイチニンゲンであることが分かります)
けれど、”無駄である”ことを…、お釈迦様もようやく気付いたわけです
もう一度言います
感情と思考を”なくそう”と思う事は無駄なのです
感情は神経伝達物質が生み出す化学物質なのでなくなりません
思考ってやつも、お釈迦様が言うようになくなりません
けれど、思考だけはその内容を自由に変えていくことが可能です
(実際には”内容を変える必要などなかった”←これに気付けたら最高にgoodです)
”プラス思考もマイナス思考も区別しない”について
このゲームの遊び方はそもそもどれだけ沢山の思考を網羅して並べることが出来るか??を競うゲームです
(競うと言っても一人ゲームだけど)
そこにはプラス思考もマイナス思考も関係ありません
良い・悪いという概念すら存在していません
とあるA国という王国では、子孫繁栄こそが我が王国の繁栄を守る最大の秘訣だと考えています
その年に一番多くの子どもが生まれた街に金貨1000枚と表彰状が王様より送られます
そのため、どこの街の住人も子どもが生まれると大熱狂して祝います
女の子であろうと男の子であろうと、ゲイであろうとレズビアンであろうと、指が1本なかろうと足が不自由であろうと…
区別はせず、どの子も街の”宝”です
問題になるのはあくまで出生人数であり、人間の子でさえあればOKなのです
この街では子を産むことに意味がある
このゲームでは沢山の思考を生み出す・考え出すことに意味があるのです
さて、ルールが2つ出揃いましたので
次回は例題を使ってゲームをしていきます