女性に多い癌、
乳がん
子宮がんや卵巣がんなどを含め、
全ての女性にとって決して他人事ではない婦人科系癌
とくに、遺伝要素が大きいとも囁かれ、
乳がん家系の女性は、
若いころから気をつけておくに越したことはないと思います
わたし自身、
家系は乳がんとは無縁とは言え、
子宮頸がんすれすれで20代では円錐手術、
10代のころには胸の(一応良性)しこりで手術をした経験がある身です
婦人科系トラブルには
人並み以上に悩まされてきたと言えましょう
今後年を重ねていくうえで、
婦人科系疾患には注意が必要な張本人でもありますね
と言っても、
何に気を付けら良んだ??
という方も多いはずです
かつてのわたしもそう思ったでしょうが、
今は分子栄養学というちょっとアンチな(?)学問に出会ったおかけで、
最低限気を付けるポイントというのが抑えられるようになりました
というわけで、
乳がん家系の女性に、(乳がんに限らず、全ての婦人科系疾患に通じる)
是非若いうちから気を付けておいてもらいたいポイントを、
分子栄養学の視点から今日はまとめておきたいと思います
乳がん予防法と題してますが、
今日のポイントは
分子栄養学的な視点ですので、
胸を定期的に触ってチェックしましょう
なんて当たり前すぎることは書きませんのご安心を
定期健診ももちろん必須ですが、
分子栄養学的な視点から乳がん予防の方法を知っていれば、
定期健診で異常が出る前の、、
未病へのアプローチが可能になります
乳がん家系で、
自分も将来乳がんの心配があるという方は、
最低限の知識でも持っておくと、
日ごろの生活習慣・食生活で、
気を付けられるようになる、乳がん(強いては婦人科系疾患)になる確率・リスクを下げれると思います
PMSもそうですが、
子宮、卵巣、乳房、、
これを臓器でわけると、
それぞれ別の病気・癌として見てとれますが、
(乳がん、卵巣癌、子宮ガンなどなど)
分子栄養学の考えでみれば、
臓器単位で捉えるのではなく、
全て、細胞レベルの異常(炎症)として捉えることが出来るわけですが、
なかでも、
乳がんはじめ、
子宮、卵巣などの婦人科系トラブルの癌との関連は、
女性ホルモンのバランスがよく指摘されています
イソフラボン摂りすぎるな~!!
と、言われていることからも、
ホルモンが関係していることは誰もが頭に入っているはず
つまり、
乳がんリスクを抱えている人が
とくに注意しておきたいポイントは、
やはり女性ホルモンのバランスを一番に気を付ける
に尽きると思うのですが
まあ…
ですが、
イソフラボンの多い大豆製品の心配をするより、
わたしたちの身近には
もっと注意しなくしゃいけないことが実は沢山あります
だって、
いくら豆腐大好き日本人とはいえ、、
大豆製品をお茶椀に山盛り、
毎日モリモリ(しかも3食とか)食べている人なんて、
そうそういないでしょう?(笑)
(むしろ、乳製品の方がモリモリと知らず知らずに食べているはずで、注意が必要です)🧀🥛
あと、ホルモンのバランスの整え方って言われても
いまいち分からない
ならばとりあえずこれだけ抑えておこう
というわけで、こちらの2つが最低限のポイントです
1、エストロゲンをしっかり代謝する
(エストロゲン過剰を防ぐ)
2、エストロゲン(女性ホルモン)作用と類似して働く環境ホルモンを摂らない
1、は、エストロゲンが増えすぎたりしても、
ようは代謝(無毒化)出来ればそこまで問題ではないかもしれません
しかし、代謝がNGな人は、エストロゲンが増えることをすれば、
当然エストロゲンの代謝が上手くいかずに過剰になり、ホルモンバランスが乱れてしまいます
結果、乳がんリスクも高くなってしまう…
エストロゲンの代謝を阻害するもの、促進してくれるものがあり、
コーヒー(カフェイン)、カカオ、カテキンは阻害し、
マグネシウムやリチウム、B6が促進してくれます
つまり、
マグネシウムやB6などをビタミンミネラルが欠如した加工食品ばかりの食生活
おやつにはチョコレート系のお菓子、
コーヒーブレイクは欠かせない、
これを続けるだけでもエストロゲンの代謝が滞ってしまい、
エストロゲンが過剰になり、
乳がんリスクを上げてしまう可能性があります
2、は、
”環境ホルモンの曝露を減らす”という意味ですが
環境ホルモンは女性ホルモンに類似した作用をもってしまっていると言われているので
たとえば輸入肉(ホルモン剤で育っている質の良くない)ばかり食べている人は、
ホルモンバランスが乱れる原因になります
環境ホルモンは他にも殺虫剤や農薬、
コンビニや飲料のプラスチック製品など
身近なところに沢山潜んでいて、わたしたち現代人の生活は
それを毎日、確実に取り入れているといっても良いと思います
つまり、個人の解毒能力も関係してくるわけです
解毒能力が低い人は、
環境ホルモンの影響も受けやすいわけですね…
肝臓は重要なデトックス臓器ですが、
アルコールなどの常飲で、デトックス機能が下がれば、
当然有害物質は身体に貯まりやすいです
これまた、1、に、話が戻るわけですが
それら(環境ホルモン)を摂り入れてしまっても、
代謝が上手く出来ている人、
また、解毒能力が高い人ならば、それほど問題にならないかもしれません
結局、1と2は根で繋がっているわけです
乳がんなる人、ならない人の違いは
そういうところにも関係しているのではないでしょうか…
遺伝的に代謝が上手く回っていない人
エストロゲンを代謝する栄養素の不足がおきてしまっている人
エストロゲンの代謝を阻害する物質が嗜好品になってしまっている人
有害物質(環境ホルモン)を解毒する能力が低かった人
また、解毒を低下させる要因が多い人
(一番はアルコールや糖過剰による脂肪肝など)
どれか1つが当てはまっていたのかもしれませんし、
全部が当てはまって乳がんになってしまったかもしれません
これらを考え、
乳がんリスク・ホルモンバランスの乱れ(エストロゲン過剰)を少しでも下げるためには
まず基本の、
癌を作る要因…、
低体温、高糖質(癌のエサ)、低酸素(酸欠=貧血)などの要因がないことは大前提に、
コーヒーやチョコレートなどのエストロゲン代謝を阻害するものには気を付け、
エストロゲン代謝を促進する栄養素の不足を起こさないように気を付け、
女性ホルモン類似作用の環境ホルモンへの曝露を避ける
解毒能力を日頃から上げておく
べきですね
乳がん家系の人が、
毎日チョコレートを食べたり、コーヒーやカフェインを好きなだけ摂る
プラスチックをそのまま温めてコンビニ弁当を食べる
などなどの行為全般が、
ちょっと何の気なしは出来なくなるはずです
好きなものを辞めるのはそんなに簡単ではないですが、
せめてエストロゲンが増える生理の時にはコーヒーやチョコは辞めておこうかな
とか、
コンビニ弁当は家でお皿に移して温めようかな
とか
野菜の農薬をよく洗い落として食べる癖とか
些細なことですが、
乳がんリスクを下げる工夫が、
日ごろの生活のなかで沢山あります
乳がんで、
エストロゲンを抑える薬を飲みながら治療を頑張っているのに
チョコレートを食べたりカフェインを摂ったり、
ホルモン漬けのお肉を食べていたり、
有害物質(環境ホルモン)に晒され続けていると
ちょっと残念ですよね…
乳がん家系の人に…
と書いていますが、
PMSのひどい女性にも、
チョコレートやコーヒー好きの方がいれば同様
エストロゲン過剰・ホルモンバランスの乱れに拍車をかけることになりますので
注意ということになります
次回は乳癌と血液検査データについて