イタリアの総選挙の結果、財政危機再燃の懸念が高まるという報道がなされ、円高や株安が進む場面があった。イタリアの問題は一過性の問題なのか、それとも欧州景気を悪化させる恐れもあるのだろうか。
今回の総選挙は、昨年12月のマリオ・モンティ首相辞任に伴い、上下両院を解散して行われた。上院(定数315、終身議員を除く)で過半数を得る勢力は出ず、下院(定数630)で中道左派連合が過半数を得た。上院と下院はほぼ同じ権限なので、ねじれがあると国会運営が厳しくなる。
中道左派連合を軸とする連立交渉が近く始まるが、難航は確実で、再選挙となる可能性もある。上院は、モンティ首相が進めた緊縮財政を批判する前首相のベルルスコーニ氏らの中道右派連合が比較第1党になっている。
モンティ首相は、政治家を排除した実務型内閣で、年金支給開始年齢引き上げなど歳出削減や、資産税、付加価値税の増税といった緊縮財政を実施していた。
いうなれば、緊縮財政か否かで、国民の判断が分かれ、今後の安定政権づくりが困難になり緊縮財政路線が危うくなったので、財政危機がぶり返すというのが、一般の見立てだ。
しかし、緊縮財政にすれば財政再建ができるという一般的な通念は経済学の観点から見ればかなり危うい。これは最近IMF(国際通貨基金)が発表した研究でも明らかになっているが、厳しい財政緊縮策をするほど経済が落ち込み、その結果、財政再建ができなくなっている。
実際、イタリア総選挙の結果、為替市場が反応して、そのため日本を含む株式市場も反応したわけだが、債券市場は平静を保っている。ということは、財政危機に関する限り、イタリア総選挙の結果は、それほど悪影響にならないとも解釈できる。
もっとも、欧州の高官やメディアが緊縮財政を賞賛しているのも事実だ。「財政再建すれば、人々の不安がなくなり、景気が良くなる」というのは、日本も含めて先進国でよく聞かれるフレーズだ。
イタリア総選挙後に安定政権ができず、緊縮財政が頓挫して、その結果、経済不安になる-というのはマスコミでしばしば見られる言い方だ。そして、緊縮財政こそが景気回復の方法と信じて、しゃにむに緊縮財政実現に向けての安定政権作りに傾くかもしれない。そうなると、逆説的であるが、景気はさらに落ち込み、本当の財政危機が到来するかもしれない。
一方、選挙の結果を受け止め、過度な緊縮財政に走らないような政権作りになるかもしれない。その場合、景気の落ち込みはなくなり、その結果、財政再建が予想外に進む可能性がある。それは欧州経済にも好循環をもたらすだろう。
もし政権作りが前者なら、欧州景気はなかなか回復しないだろう。もし後者なら今回のショックは一時的なものに終わるだろう。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
ここらで・・・酒のツマミを1品とお願いしたら「烏賊の肝付け」が・・・
こんなに細い烏賊って~
しかも、かこんなに可愛らしい器に入って・・・はぁ~これも旨いわ☆
むむむ
冷酒をお代わりだよぉ
国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会のメンバーが来日。7日までの4日間、2020年夏季オリンピック&パラリンピックの候補都市・東京の現地調査をする。
評価委はIOCの委員や国際競技連盟、各国五輪委員会の代表らによって構成され、視察の目的は、東京都が立候補ファイルで示した約束や主張を現地で確認することだという。晴海に建設される選手村の予定地などを視察するほか、時間通りに回れるかどうか、交通渋滞の状況などもチェックする。
日本側は、レスリング会場となる予定の東京ビッグサイトで、小学生レスラーたちが出迎えて、「オリンピックを東京に」に加え、「レスリングを残して」の横断幕を掲げるという。
こういうとき、東京の観光巡りみたいなことはするのだろうか。もし、そういう時間があるんだったら、当たり前の観光名所を案内したっておもしろくない。
例えば、とげぬき地蔵がある巣鴨地蔵通りに連れていったらどうだろう。還暦の赤いチャンチャンコならぬ、赤い毛糸のパンツや赤い腹巻を店頭に並べる店がズラリと並び、それを買い込むおばあちゃんたちのパワーに、ただ見ているだけでも元気が出てくるはずだ。
スーパーでソーセージや枝豆を詰め放題しているシーンや、食べ放題の店で「おかわり」と叫んでいる大食い自慢たちの姿も、同じように活力を呼ぶよね。ほかに秋葉原のAKBの劇場など、エキサイティングな生身の東京を見せることも大切じゃないかと思うよ。
さらに、東京の安全性と東京人の親切な人柄をアピールするため、実際にカバンを置き忘れて、その様子を隠しカメラで撮って見てもらうのはどうか。
夜はおそらく、高級なうまい店を用意して接待をすることになるのだろう。しかし、IOCのメンバーは金持ちの貴族たちだから、高級料理には食べ飽きている。逆にB級グルメのほうが、喜ばれるのではないか。
ハリウッドのセレブ・スターたちが来日したとき、回転ずしに連れていくと大喜びする。あのレディー・ガガも「すしざんまい」でおいしそうにすしをつまんでいた。
私事になるけど、映画『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンが、かつて『X-メン』シリーズのキャンペーンで来日したとき、私の実家である築地の玉子焼き屋にきてくれたことがある。最初は情報番組のロケだったけど、気に入ってくれたのか、翌日もプライベートで家族と一緒にきてくれた。
また、韓国のガールズグループ『KARA』も築地ですしを食べた後、やはり玉子焼屋で玉子焼スイーツを堪能してもらったんだけど、その後、プライベートでもこの玉子焼スイーツを買ったと聞いた。
こんなふうに、築地は外国人に大受けする。今回は難しいけど、今後、IOC評価委がお忍びで視察にきたときなど、参考にしていただければ幸いです。
IOC評価委は候補3都市を東京、マドリード、イスタンブールの順に訪問するという。負けるな、東京!
力こそ正義の世界であるはずのヤクザ界で時代が変わりつつある。「下の人間に暴力?もうそんな時代じゃない」と組長クラスが口を揃えて言う。世間で相次ぐ『体罰問題』はこの世界でも例外ではないようだ。
「部屋住みの若い連中で、何度言ってもわからないやつには、どうしても手が出てしまうね。でも今は、1回殴ると10人中8人はやめてしまう。しかもやめたうち2人ぐらいは、親と一緒に警察に駆け込むんですよ。警察は警察で、『暴力団ってわかって入ったんでしょ』となだめて帰しちゃうんだけどね。もともと暴力団なんだから暴力がいちばんいいと思っていたのに、そうはいかなくなったね」(広域指定暴力団傘下の組長A・50代)
ヤクザ界が根本から揺らぎつつある。組事務所では、10代~20代の若い組員が住み込み修行し、掃除、洗濯、食事作りをしながら電話当番も受け持つ。2年ほどの修行で正式な組員に昇格するのだ。A組長の下には部屋住み修行中の組員が7人ほどいるというが、「入れ替わりは激しい」と言う。同様の嘆きはほかの組でも聞かれた。
「たとえば、電話にすぐ出なかったりして連絡が取れないことが何度も続くと殴るしかない。必要最低限のマナーを教えないといけないから。でも、今は組に入っても3日で逃げるやつもいるよ。拘束されることに慣れていないやつばかりだからね。だから、確かに殴ることは減ってます。理不尽なことで殴るとすぐやめるしね。このご時世、ヤクザをやりたいっていうやつも少ないから、大事にしないといけないんですよ」(別の組の幹部B・30代)
組の存続には『人』が必要だ。だが、法律の締めつけが強まり、ヤクザ界は人材難に直面している。その影響が意外な形で表面化したのが『体罰ゼロのヤクザ界』なのだ。だが、暴力で言うことを聞かせないならば、どうやって下の人間をコントロールするのか。
「ある組では、若い衆をシメる代わりに罰金制にしたところもあるんだ。それがいいかどうかわからないけどね。本当は、体で教えたほうがいいとは思う。外で暴力を誇示するのに、中では暴力を振るえないというのも、これでいいのかと思う。でも、実際は難しい」(前出・A組長)
こうして自分たちの組での「体罰」を否定するヤクザたちだが、現在スポーツ界で社会問題となっている体罰に関しては口をそろえて肯定する。彼らは、スポーツ界だけではなく、本当は自分たちの組のなかでも体罰は必要だと感じているようだ。
力の源泉を失いつつあるヤクザたちに未来はあるのか——。
12年のオータムジャンボは「18万台の番号」が狙い目だと伝えた。すると、1か月後の10月19日の抽せんで、1等がその通りの「64組187077番」となった。
もし「18万台」のくじを購入していれば、1等の確率は10倍もアップ。ちなみに、ジャンボ宝くじの発行単位である1ユニット(1000万枚)のうち「18万台」だけを買い占めると3億円かかる。
もしも今年のオータムジャンボでそれを実行していれば、1等を含む当せん金の総額は4億7940万円となり、約1億8000万円もプラスになっていたわけだ。
ふむふむ・・・いろんな確立の話が出てますが、まずは、買ってみないとあたりませんぞ!
掛川の道の駅には幾つかの農家が契約で入っています。
寄る時間によって、希望の農家の品が無いときもあり・・・
別のを買うと意外と好評だったりします。
この日はイチゴを2パック
山崎農園さんの紅ほっぺ・・・とっても甘くって大きいし美味しかった
それと、玉子はぷりっぷりぃの箱根の玉子屋さんにも負けないほどの物が売られています。
他には、トマトがしっかりとして甘みもある「桃太郎」などの品が沢山置かれています。
今回買ったトマトは絶品だったなぁ~
今度、プール帰りに行ってみようかしら?
遠いんだけどさ
サントリーと福寿園のコラボレーションによって2004年に発売され、10年目を迎えるサントリーのペットボトル入り茶飲料「伊右衛門」。そのロングセラーを12年10月、大幅リニューアルした。伊右衛門に入れていた抹茶の量を大幅に増やし、コクと甘みを強化したのである。
看板商品の味の変更には社内にも議論が起こった。が、開発を担当したブランド戦略部の新関祥子さんは、「このブランドが、数十年、数百年後も残っていくためだった」という。
10年ごろ、新関さんたちは茶葉市場で、“抹茶入り緑茶”の需要が高まっていることに着目、同じトレンドがペットボトル茶飲料でも起こると予測した。当時は飲みやすいものが主流だった。それが「濃くコクがあるものに嗜好の軸足が移っている」。そう分析したのだ。
これまでも「伊右衛門」は、嗜好の変化にあわせて味わいやデザインを少しずつ変えてきた。が、今回は大幅なリニューアルだ。爽やかな香りや苦みを味わう煎茶に抹茶を増量し、コクと甘味を強化するという発想は、爽やかさを生かせば薄味になり、コクを生かせばその逆となる矛盾する要求だった。そのため抹茶の配合バランスと抹茶の粒子をコントロールする技術の開発に「通常より時間がかかった」という。
自分たちが「お腹がタブタブ」になるまで飲んで見つけた味覚を、さらにモニターに飲んでもらって確かめる。それを繰り返し、モニター試験は延べ3000人にも及んだ。その結果、たどりついたのは、従来の抹茶の3倍という分量。「アイデアに技術が追いついたベストのタイミング」と社内を説得、発売にこぎ着ける。
新関さんは、伊右衛門が新しくなったというメッセージをわかりやすく伝えるため、「抹茶でうまい」ことをすべてのコミュニケーションで訴求することにした。
パッケージでは、抹茶入りの文字を金色にし、キャップも金にかえた。これまでの丸に茶のロゴをさらに大きく手書きにした。CMも音楽を刷新し、抹茶に特化したティザー広告(覆面広告)を発売以来初めて投入。店頭の什器、ポスターでは、さらに大きく打ち出した。
発売前から「新伊右衛門」は話題となり、発売当日、販売店応援に駆け付けた新関さんが商品を並べる脇から売れる大ヒット。販売数は約1カ月で1億本(※500ミリリットル換算ベース)を超え、年末までの3カ月で前年同期を3割近く上回る大人気、抹茶のコクを生かしたペットボトルの茶飲料という市場を創出した。
そして3月5日には水出し抹茶のすがすがしい香りが楽しめる「贅沢冷茶」を発売する。(村上信夫)