ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社が快走している。金融危機で経営難に陥ったが、米景気の回復を追い風に業績が反転。格付けの改善や再上場の動きも相次ぎ、「ビッグ3」としての輝きを取り戻しつつある。
最大手のGMは北米(米国、カナダ、メキシコ)の全工場がフル生産の状態だ。17ある組立工場のうち9つが1日3交代制で、北米担当のジョンソン副社長は英紙フィナンシャル・タイムズに「さらに拡大を検討している」と述べた。
米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは9月、GMの格付けを投機的水準の「Ba1」から投資適格級の「Baa3」に引き上げた。投資適格級を回復したのは8年ぶりで、「北米や中国で高い競争力を持っている」との評価を受けた。ムーディーズは昨年5月にフォードも投資適格級に引き上げている。
金融危機で経営が悪化したGMとクライスラーはともに連邦破産法の適用を2009年に申請して破綻したが、GMは翌年に再上場を果たし、公的管理から脱却。クライスラーも再上場を9月申請し、市場の「信認」も取り戻しつつある。
GMとフォード・モーター、クライスラーの米大手3社の世界販売台数は、09年には1366万台と低迷したが、昨年は1736万台まで持ち直した。クライスラーはイタリア大手フィアットの傘下に入ったが、今や欧州債務危機で青息吐息の親会社を支えている。やはり業績不振の仏大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)もGMと提携し、再建に取り組んでいる。
快走するビッグ3の原動力は本国の米市場の復調で、業界全体の新車販売は09年の約1040万台で底打ちし、今年は1600万台に迫る勢いだ。
ただ、絶好調にも映るビッグ3に気がかりな点がないわけではない。日本車メーカーは足元の米市場でも手ごわい存在だ。
リコール問題や東日本大震災の余波から脱却したトヨタ自動車やホンダは、得意の中・小型車で新車攻勢をかけており、ハイブリッド車(HV)などエコカーの強化も含め、ビッグ3は対応を迫られている。
新興勢力の台頭もある。今年黒字化した米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズは、「ビッグ3を脅かす」(アナリスト)可能性を秘める。
さらに足元では、政府機関が一部閉鎖されるなど財政の混乱が米経済の先行きに影を落とす。
ドル箱の米国で稼いだ資金で、世界最大市場の中国や東南アジア、南米など新興国でどれだけ販売を強化できるかが、ビッグ3の課題となりそうだ。
海老が食べたいっと・・・
流石にプロが揚げたのは美味いね
私が頼んだのに~奥様が二匹食べたぁぁ
隣に居た常連Sさんは・・・
どうしても牡蠣フライが食べたいと
残り1個しか無かった「岩牡蠣」を~
ほら、滅多に無い画像だからしっかり撮影してねっと・・・
大事に食べてねぇ
牛筋肉とこんにゃくの煮たのは〆に・・・良い味出してますねぇ
大ヒット作の後だけに、気の毒な部分もある。船出したばかりのNHKの朝ドラについて、作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。
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「あまちゃん」とバトンタッチ、注目の中に始まったNHK朝ドラ「ごちそうさん」。スタートは、「あまちゃん」の初回平均視聴率20.1%を超えた好発進、と報じられました。
が、一週間ほど過ぎて評判を眺めてみると、ちょっと迷走気味かも。特に話題を集めるのが、ヒロイン・め以子の幼少期を演じる子役・豊嶋花ちゃん、6才。「第2の芦田愛菜」と評判が高い子役さんなのだそうですが、その評判は意外や意外。
「あのキャラは苦手」「何だかイラつく」「甲高い声がたえられない」「食い意地汚いキャラすぎる」と、不評の声があちこちで見受けられるのです。
朝ドラの子役に対してこれほど「辛口」の注文がつくのは、ちょっと珍しい現象。それぐらい、インパクトある演技、ということでしょうか。
では、多くの人が「苦手」「イライラする」と感じる点はどこに?
め以子はガツガツと食べる。時には手で食べる。立ったまま食べる。人に分け与えたり譲ったりしない。物を食べるたびに、目を細めて天を仰ぎ「おいしぃー」とオーバーアクション。「とにかく食べることが大好き」というキャラクターを制作側は際立たせたいのでしょう。過剰で極端な演技をさせられています。
「あまちゃん」の刺激に慣れた視聴者の関心を、そのままいただこうというねらいかもしれません。けれども、その過剰なカリカチュア的演技が、「食い意地の張り方がちっとも可愛くない」「意地汚い」という批判へつながっているとしたら、皮肉なことです。
これではあまりに子役がかわいそう。本人の気質や雰囲気云々というよりも、極端な脚本と演出による過剰感から、バッシングされてしまうのだとすれば……。
たしかに、情報化社会の中で、年齢にそぐわず大人びたていたり、こまっしゃくれた子どもも存在しています。が、そうは言っても子どもは子ども。子どもらしい無邪気な面にスポットライトを当て、それを引き立たせたり目立たせれば、「かわいい」存在に見えてくるはず。幼さの中にはそうした素地が基本的に備わっているはずです。
子役だけでありません。
このドラマの登場人物の大人たちの役割も、何だかちょっと……。例えば、おいしいジャムを独り占めする孫を、厳しく叱らない祖母。他の子どもが座っている中で、立ったままガツガツ食べる我が子を、ニコニコ見ている両親。
はた、と気付かされました。普段あまり意識していなかったけれど、日本人は幼い時から「食べることとしつけ」とが一体になった環境で育つのだなと。そういう歴史が長いこと続いてきたのだなと。
「箸をちゃんと持て」、「お行儀よく食べろ」、「口に入れたまましゃべるな」と、食卓で細々としたことをしつけられて育つ。それが当たり前のことになっている。何て「美徳」ある文化なのだ、と「ごちそうさん」のおかげで再確認してしまいました。
その「美徳」を無視しつつ展開するドラマに、「世の常識」が違和感を発信しているのだとすれば。「ごちそうさん」は、ちっともおいしくない? まだ一週間で結論するのは早いのかもしれません。これから登場してくるヒロイン・杏さんに、期待をつなげましょう。
巨人・原辰徳監督(55)が10日、引退選手専用の「特別登録枠」を設けるプランを披露した。「引退を表明した選手に関しては、引退試合の1日限定で(ベンチ入り枠の)25人とは別枠でベンチに入れるようにしてはどうだろうか。25人プラス1でね」と説明。すでに球団とは来季の実現へ向けて話し合っており、今後の実行委員会などで議題に挙げてもらう予定だ。
このプランの背景には、その時期におけるチーム状況も関係している。「引退選手はチームの功労者なわけだから、しっかりと花道を作ってあげることが大事。でも、チームによっては大事な戦いが続いている場合もあるからね」。引退選手を登録することで、代わりに1人の選手を抹消しなくてはいけない。抹消期間は10日間もあるだけに、戦力ダウンにもなりかねないと指揮官は話す。全球団の監督が直面している問題を原監督が代弁した形だ。
今季は、ヤクルトの宮本や広島・前田智、西武では石井など多くの一流選手が引退した。“プラス1枠”があれば、引退する選手自身もチームメートに気を使わずに有終の美を飾ることができる。ファンも熱望するプランであることは間違いない。
高齢者が入院していた整形外科が11日未明、猛火に包まれた。福岡市博多区で患者や医院関係者10人が死亡し、多数のけが人が出た。
総務省消防庁によると、医療施設で5人以上の死者が出た大規模火災は1984年を最後に起こっていない。一方、グループホームなどの福祉施設では火災が相次いでおり、消防法も改正を繰り返して対応してきた経緯がある。
グループホームや特別養護老人ホームのスプリンクラー設置義務は、2006年の長崎県大村市のグループホーム火災を受けて消防法が改正され、延べ床面積が1000平方メートル以上から275平方メートル以上の施設に拡大された。更に10年の札幌市のグループホーム火災を受けて厚生労働省は補助対象を275平方メートル未満の施設にも広げた。
一方、医療施設については夜間の人員が多いという理由から消防法上も19床以下の医院のスプリンクラー設置義務は6000平方メートル以上、20床以上の病院でも3000平方メートル以上と、福祉施設に比べると緩やかになっている。
消防庁によると、ベッド数19床以下の安部整形外科にはスプリンクラーの設置義務はなく、実際にスプリンクラーはなかったという。だが、設置義務のない医療施設にも独自に設置を呼びかけている自治体もある。神戸市は1999年に条例で小規模の医療施設も含めて避難路を2ルート設けるかスプリンクラーを設置するように義務付けた。
防災システム研究所の山村武彦所長は「整形外科は高齢者や歩行困難の患者が多く火災になれば自力での避難が難しい。スプリンクラーは初期消火に有効であり、医療施設での設置義務も従来の面積基準だけでなく、患者の特性に応じて決め体制を強化すべきだ」と指摘している。
日米の外務・防衛担当閣僚による「日米安全保障協議委員会」(2プラス2)で、米国の無人偵察機「グローバルホーク」が2014年春に、最新鋭哨戒機「P8」が今年12月に、在日米軍基地に配備されることが明らかになった。沖縄県・尖閣諸島の強奪をもくろむ中国に対し、日米両国が協力して警戒監視を強化する狙いだ。
これは3日の2プラス2終了後、岸田文雄外相と小野寺五典防衛相、ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官が発表した共同文書に、「より高度な能力の日本配備」として盛り込まれた。
グローバルホークは、高性能カメラや高感度の通信傍受機能を備えた無人偵察機で、攻撃能力は持たない。民間旅客機の約2倍の高度約1万8000メートルを30時間以上にわたって飛行できる。
現在、グアムのアンダーセン空軍基地に常駐し、連日のように太平洋から東シナ海に入り、朝鮮半島付近まで飛行しているとされる。日本の自衛隊も15年度の導入を目指している。
P8は、世界最強といわれる対潜哨戒機で、艦船や無人機とのデータリンクによって哨戒を行う。東シナ海に出没する中国潜水艦を警戒する。
共同文書では、中国が尖閣周辺で領海侵犯を繰り返していることを「海洋における力による安定を損ねる行動」を批判。ケリー氏は協議で「尖閣は日本の施政下にあり、日米安保条約5条の適用対象だ」と明言した。
沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「2プラス2のタイミング、共同文書の中身ともに素晴らしい。中国は相当なショックだろう」といい、こう続けた。
「中国共産党は現在、権力闘争の真っただ中なうえ、人民解放軍の内部も混乱している。先日もミサイルに日本製部品が使われていることが発覚するなど、弱みを見せた。こういう時に日米が具体的なガイドラインを示し、最新機の配備まで打ち出した。中国は表向き反発するだろうが、次の一手が打ちづらくなる。中国は窮地に陥るかもしれない」
東京駅の「東京ラーメンストリート」の店先には、一日中、1時間半待ってでも食べたいという人の列が続くなど、いま“駅ナカ”のラーメン店がブームだ。そこで、全国各地のラーメン約2万杯を制覇し、テレビや雑誌で活躍中のラーメンデータバンク代表取締役の大崎裕史さんに現在の駅ラーメンについて聞いた。以下、大崎さんの分析だ。
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駅ラーメンといえば、利便性はよいけれど、味はいまひとつの店が多かったのですが、ここ数年は「東京ラーメンストリート」のように、味で勝負するラーメン店が増えています。
テーブル席を多く設置し、スタッフに女性を加えるなど、女性客や家族連れが気軽に利用できるように工夫されているのも駅ラーメン店ならでは。
たとえば「東京ラーメンストリート」は、東京駅という立地だからこそ、地方の人がまず立ち寄らない九段や鷺宮といった場所に本店を構える店を選んでいます。旅の途中でこうした名店の味に出合えるのが、駅ラーメンの魅力です。
ごろ評判だというのが、駅の中にあるラーメン店、つまり「駅ナカラーメン」。東京駅にある「東京ラーメンストリート」では、1時間半待ってでも食べたいという人の行列が一日中続くほどだという。
そこで、東京ラーメンストリートに店を構える名店の中から、おすすめの店を紹介します。
【六厘舎 TOKYO:味玉つけめん 950円】
山盛りの魚粉から香りが立ち上がる具だくさんのつけ汁は、豚骨と魚介類のうまみが凝縮して濃厚。コシの強いモチモチした超極太麺と絶妙なバランスを生んでいる。紙エプロンの用意や少量オーダーへの対応、子供用のつけ汁提供など、きめ細やかなサービスもうれしい。
営業時間 7:30~10:00(ラストオーダー9:45)、
11:00~22:30(ラストオーダー22:00)