[デトロイト 8日 ロイター] - AP通信や米FOXニュースは、大統領選候補者選びで8日行われた民主党のミシガン州予備選で、バーニー・サンダース上院議員が勝利する見通しと報じた。
同日に行われたミシシッピ州予備選ではヒラリー・クリントン前国務長官が勝利した。同州はクリントン氏が支持基盤とするアフリカ系米国人の有権者数が多く、出口調査ではアフリカ系米国人からの支持率は90%に上った。
一方の共和党では、ミシガン州とミシシッピ州の予備選で不動産王のドナルド・トランプ氏が勝利した。
15日にはオハイオ州やフロリダ州などで予備選が予定されており、この日のミシガン州での勝利は、党内からの反対圧力が強まっているトランプ氏にとって重要なものとなる可能性がある。来週オハイオ州やフロリダ州などで勝利した場合、マルコ・ルビオ上院議員やオハイオ州知事のジョン・ケーシック氏が指名争いから撤退することも考えられ、テッド・クルーズ上院議員がトランプ氏を追撃することも難しくなりそうだ。
トランプ氏はこの日、自動車産業など製造業の多い中西部ミシガン州と、南部ミシシッピ州で勝利を収めたことになり、地理的にも支持を広げた。出口調査によるとキリスト教福音主義派や共和党員に加えて、現政権に不満を持っている無党派層からも幅広い支持を集めた。
投票後の会見でトランプ氏は、指名を争っているルビオ氏らに勝ち目はないと嘲笑。特に、5日の予備選では互角の戦いとなったクルーズ氏に対しては「テッドは厳しい時期を迎えるだろう。私が彼に負けたことはめったにない」と敵意をむき出しにした。
この日の共和党の予備選は、ハワイ州とアイダホ州でも実施されている。
以上、ロイター記事
民主党は、クリントンに絞られているのかなと思っていたら、まだまだサンダースさんは頑張っていますね。
トランプも同様に既存の政治家に対する不信感を国民が持っていて、お金で操られている構造がバレているようです。