コンディションもいま一歩ということで、数時間だけ7メガでWWDXを受信してみました。
それとあまりの強風で、エレメントが折れそうでしたので・・・・
ここ三河地方はこの時期から来春まで、強烈?猛烈?な風がほぼ毎日吹きます。
特に我が家は海沿いの高台にある集合住宅で、さらに最上階(といっても5階ですが)。
今朝は毎秒25~30mといった、よろめくような風が吹いています。
ちなみに道路上の銀杏の落葉が吹き上げられて、5階の我が家のベランダにいっぱい積るのが現実です(笑)
さてタイトルのとおりエレメントは一切なし、ATU本体のみの箱だけの受信のチャレンジです。
グランド側はベランダ上の接地銅板に接続。
『箱だけ受信』でも結構聞こえて来ます。
西方面の7メガの旬の時刻帯、1時間半ほどの受信でしたがアフリカも受信できました。
コンテストで各局、相当なパワーも入れているのでしょうけれど、受信強度もそれなりに良好。
表示させたのは全てCQステーションで、内容は下のサムネイルのとおりです。
サムネイルを見るとたくさんありますが、上記の地図の上側に65 DX Stations in 24 Countriesと
ありますので、重複局もたくさんあるようですね。
今回は、『うちのATUはエレメント無しでもこんなに聞こえるよ』というつまらない話ではなく、
やはりATUというのは単なる整合装置ではなく、それ自体がアンテナの一部という話題です。
ですから、やはり理想はATUの設置場所も周囲が開けて高い場所だったり、ノイズ源から離れた場所が
望ましいのでしょう。当たり前の話しかも知れませんが・・・・
ただ、我が家も含め、普通のアパマンハムはベランダの手すりにATUを設置するのが一般的。
この辺りが難しいところです。
以前、軽量なATU、AH-4を5階の更に上まで持ち上げて検証してみたことがあるのですが、
給電点は上がるものの接地ラインが細い(ラジアル1本を垂直に下した)ためか、たいしたことはありませんでした。
もちろん、上記のようにATU(給電点)を上げた状態で接地も十分に確保できるのであれば最高でしょう。
屋上が自由に使える方、自宅屋上が平面でそれなりに面積があるのであれば、銅板を敷いたり、
全周方向にラジアルやカウンターポイズを展開してATUで垂直系アンテナというのも面白そうですね。
打上角が低いと思いますので、低い角度におけるゲインは八木を上回るのではないでしょうか?
私はそのような考えでアパマンハム生活でも垂直系に拘っています。
現在はベランダ手すりの一番足元にCG-3000を取り付けているのですが、客観的に見れば建物の陰も陰。
良いわけがありません。
もう少し大きくなったり(値段も高くなりますが)してもよいので、ATU内部に遠隔可能なローノイズアンプや、
アッテネータ、そして更に大型のコイルなどが入ったHF用アマチュア向けATUが出来ればなどと思った次第です。
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