現在、SG-230というアメリカ製のATUを使っています。
もう20年以上使っているでしょうか、ずいぶん頑張っています。
ATUは魔法の箱とも呼ばれていますが、ご存知のとおりエレメント長によって電波の飛び受けは
大きく異なってきましょう。
適当な長さのワイヤーでも同調は取れますが、1/4波長や3/4波長、5/8波長といった好ましい
長さ以外だと、「SWRはちゃんと下がっているのにどうも静かだな」とかそんなことになります。
でも、ここが肝の部分なのですが、アパマンハムの場合、周囲の建物との関係があって避けるべき
長さで上手く行ったり、逆に大丈夫だと言われている長さでは上手く同調できなかったりします。
建物にワイヤーが近いだとか、ワイヤーがまっすぐ伸ばせないだとか、要因は色々でしょう。
ちょっと6.5mのワイヤー長で試してみました。
この長さ(6.5m)というのはHFバンドの全てで理論上はOKとされている長さです。
10MHzなどはほぼフルサイズに近く期待大ですね(笑)
結果は。。。。10,14,21MHzでSWR3以上。
まあこんなものなのでしょう(笑)
だからやっぱりカットアンドトライでやってみないと何とも言えない世界なのでしょう。
「現在の接地、エレメント素材、ワイヤー展張方法で、うちのベランダでは」、
5.8mが一番まともです。(SWRも実際の能率も)
隣のお宅のベランダで同じようにしても違う結果が出そうで、興味深いですね。
ATUのエレメント長、おっしゃるとおりとても微妙ですね。
私もCG-3000に昼間使用の各バンド毎の1/4λモビホ、夜間使用の竿1本使用の6.2m、9.2m、そして深夜及び明け方のローバンド専用の竿2本使用の13mと使い分けています。
そして肝(笑)はATUとの接続用に延長ケーブルを0.5m、0.8m、1.2mと3本用意し各エレメントと組合せ微調整をしています。(汗)
これで各バンドSWR1.2以下になっていますが
3.5MHz用に20mが欲しいところですね。
「原付でDXCC!」48エンティティまで出来ました。意外に早く達成できるかもしれません。(笑)
何というのでしょうか、DPのカットアンドトライと同じような感じで、極端な言い方をすると数センチで同調できたりできなかったりしますよね(笑) NTYさんの微調整用延長ケーブルもそれを物語っていますね。
「そんな数センチなんてATUで何とでもなる」と考えてしまいがちですが、ところがどっこい(笑) 今度、どのようなエレメントかじっくり教えてください。
いやーそれにしても、「原付でDXCC」すごい勢いですね!
いつもながら脱帽です(^^)