同軸ケーブルのすべてに、俗にいうパッチンコア(イモムシ)を取り付けて1年くらいは経過したでしょうか。
我が家の同軸長は6mしかありませんが、それでもイモムシは150個ほど装着しています。
これによる効能はS7~9ほどあった人工ノイズがS1以下になったことです(無線機内蔵プリアンプ10dB時)
これは磁界フィルタとしての働きです。
磁界が弱まることで電界も弱くなるとは思いますが、『電界のフィルタリングも』と欲が出ました。
昨年、一度試作して記事にも載せましたが、昨晩寝床でふと思いついたことが。。。。。
同軸外皮にアルミテープを巻いて、その上にイモムシを被せてやれば?
そんなわけで早速、実行。
イモムシ150個を外して取り付けるだけでも、結構な労力です。
私はこの作業が最初は楽しかったのですが、今は結構苦痛です(笑)
何だかんだで1時間くらい掛かるんです。
とりあえず外しました
アルミテープを準備して・・・・・・
こんな感じで・・・・・
落ち着いてくるんでやります。
上の写真はATUから出たところで、同軸と電源線を一緒にくるんでいる部分(約1m)です。
6mのほぼすべてを巻いたら・・・・・・
次にイモムシをぱちぱちと。
そして最後の仕上げは・・・・・・
ここが一番肝心です。
アース(接地か)。
アルミテープを巻いた適当な部分(中央部分が適当かも)からアースして、ノイズの出口を作ってやります。
アース取らないとただ単に同軸の周りにテープ巻いただけになります
ここは電界シールドの基本ですね。
プリアンプ(リグ内蔵約20dB+外付け15dB)を過剰に入れて、SSBモード(とりあえず21MHz)でチェック。
イモムシ装着で昨年来、既に結構満足していますが・・・・・
アルミテープのアースラインを外すと、ここまで増幅を掛けるとSは5くらいまで来ます。
次にアースすると・・・・・・・
おーーー! 3~3.5(錯覚? たまたま?)
バンドを変えたり、同一バンドで複数回やったり、何度もチェックしましたが、
やはりノイズSが下がります。
今までリグ内蔵プリアンプを入れてもSが振らないまでに人工ノイズを抑え込んできましたが、
実際はSメータに現れないノイズがあるんですね。
Sメータ2前後で5dB以上の改善はあるはずですので、5dBほどノイズの少ない場所に引っ越したと妄想(笑)
今日は自然ノイズが非常に多いですので、コンディション静穏時に改めてチェックしてみたいと思います。
とりあえずいつもどおりにRBNもリターンがありますので、送信側にも変な影響はないようです。
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