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同軸ケーブルの電磁シールド

2015-03-04 20:48:17 | ノイズ対策

同軸ケーブルのすべてに、俗にいうパッチンコア(イモムシ)を取り付けて1年くらいは経過したでしょうか。

我が家の同軸長は6mしかありませんが、それでもイモムシは150個ほど装着しています。

これによる効能はS7~9ほどあった人工ノイズがS1以下になったことです(無線機内蔵プリアンプ10dB時)

これは磁界フィルタとしての働きです。

 

磁界が弱まることで電界も弱くなるとは思いますが、『電界のフィルタリングも』と欲が出ました。

昨年、一度試作して記事にも載せましたが、昨晩寝床でふと思いついたことが。。。。。

 

同軸外皮にアルミテープを巻いて、その上にイモムシを被せてやれば?

そんなわけで早速、実行。

 

イモムシ150個を外して取り付けるだけでも、結構な労力です。

私はこの作業が最初は楽しかったのですが、今は結構苦痛です(笑)

何だかんだで1時間くらい掛かるんです。

 

とりあえず外しました

 

アルミテープを準備して・・・・・・

 

こんな感じで・・・・・

落ち着いてくるんでやります。

 

上の写真はATUから出たところで、同軸と電源線を一緒にくるんでいる部分(約1m)です。

 

6mのほぼすべてを巻いたら・・・・・・

次にイモムシをぱちぱちと。

そして最後の仕上げは・・・・・・

ここが一番肝心です。

アース(接地か)。

アルミテープを巻いた適当な部分(中央部分が適当かも)からアースして、ノイズの出口を作ってやります。

アース取らないとただ単に同軸の周りにテープ巻いただけになります

ここは電界シールドの基本ですね。

 

プリアンプ(リグ内蔵約20dB+外付け15dB)を過剰に入れて、SSBモード(とりあえず21MHz)でチェック。

イモムシ装着で昨年来、既に結構満足していますが・・・・・

アルミテープのアースラインを外すと、ここまで増幅を掛けるとSは5くらいまで来ます。

次にアースすると・・・・・・・

おーーー! 3~3.5(錯覚? たまたま?)

 

バンドを変えたり、同一バンドで複数回やったり、何度もチェックしましたが、

やはりノイズSが下がります。

 

今までリグ内蔵プリアンプを入れてもSが振らないまでに人工ノイズを抑え込んできましたが、

実際はSメータに現れないノイズがあるんですね。

Sメータ2前後で5dB以上の改善はあるはずですので、5dBほどノイズの少ない場所に引っ越したと妄想(笑)

 

今日は自然ノイズが非常に多いですので、コンディション静穏時に改めてチェックしてみたいと思います。

とりあえずいつもどおりにRBNもリターンがありますので、送信側にも変な影響はないようです。

 


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