氷山の一角ではないですが、リグ裏の一部(一面)です。
送受信共用のノイズ対策の状況ですが、本当に一部です。
全部の写真を観ると呆れられるでしょう(笑)
コアだらけです。
ちなみに右側の細くて赤い線は保安用アースですが、堂々とこんな細い線で繋いでいます。
もっと太い線が良いのかもしれませんが、直流的に流れれば良いのとコモンモード電流も0.8mA程度なのでこれでやっています。窓枠のサッシに直付けですが、このサッシは鉄筋直結です。
その手前の2連のトロイダルコアはリグと外付けプリセレ・プリアンプ(大進製 DPA-WH)の間に入れています。余談ですが銀色の箱はプリセレ入力端に接続しているバンドパスフィルターで、1.5MHz以上をパスする仕様です。
左手前に3つ見えますが、こういう付け方が中途半端で無駄な使い方だと思います(やっていてなんですが(笑))
確かに3つでも僅かにはコモンモード電流を阻止はしますが、本当に僅かで誤差の範囲かも知れません。
特に同軸に1個とか2個では・・・・・・・
いくつ入れれば良いですよという明確な答えがあれば、この場で喜んで記事にするのですが申し訳ありません。
いずれにしましても数個単位ではUHF、SHF帯であれば対応可能かもしれませんが、HF帯ではきついと思います。
ただし、効果保証はできませんが数個単位で使う方法もあります。(当局では効果がありました)
それをご紹介します。
ハンディー受信機のホイップアンテナを色々なところに近づけて調査した結果、窓枠のアルミサッシ部分から結構なノイズが出ていることが判明(この調査は2年ほど前に行いました)
ベランダの給電部から屋内に同軸が引き込まれるのですが、当局は賃貸住宅のため穴をあける訳にもいかず、窓ガラスの上の方の小窓を少し開ける感じで同軸を通しています。この数センチの部分は、ノイズが出ている窓枠のアルミサッシに接することになりますので、ここから同軸外編みを通じてのノイズ混入が懸念されます。
最初はこの部分に数個のパッチンコアをかませることで、物理的にノイズ源から隔離した経緯があります。
当局の場合はこれが功を奏したため、調子に乗って増やしていったらお隣の自動車学校やスポーツジムなどからのS9ノイズが幸運にもS0になった感じです。
あとはベランダ手すりにATUを取り付けて、床面には銅板を敷き詰めているのですが、ATUから延びた同軸ケーブルがこの銅板の上を通過することも何となく嫌でした。これについては今の実家のタワーと一緒です。つまり床面の銅板とは言え片側のエレメントとしての役割を担っている訳ですので、その上を同軸ケーブルが這うのは?な感じです。だから同軸と銅板のアイソレーションをシッカリとってやろうと考えたわけです。
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