1,2か月前にベランダのATUが故障して、効率が低下することは承知の上でMTUにて運用していましたが
特にストレスなく運用できています。
この度、MTUを新調し早速、セッティングし運用しています。
今日はベランダに4メートルの釣り竿エレメントをセッティングし、1,840KHzのFT8帯に浸かってみました。
最初は国産の小さな既製品UN-UNを使っていましたが、1.9CWモード30ワット程度でも磁気飽和のためすぐにSWRが急上昇。
巻き線自体の発熱はまったくなく、コアが非常に熱くなっており所謂、コア損が起こっているようです。
コアが冷めたのは30分以上経ってからでした。最初のうちは手で触れないくらい高熱なっていました。繰り返しになりますが、線材が溶けたり熱いと言うことはなく、ただただコアが触れないくらい熱くなっているという感じでした。
そこでこのUN-UNを外して、給電点にはDXE社製のチョークフィルターのみ装着。
あとは新しく届いたMTUの力を借りることに。
と、言っても同軸ごと同調させていることになるのですが。
一応、SWRはほぼ1.0付近で安定し、その後はまったくふらつくことなく運用できました。
4メートルの釣り竿エレメントと数十ワット出力での成果としては、1,2,3,4エリアの合計6局と交信できました。
昨晩はコンディションが悪かったようですが、受信の方も0エリアから西側がそこそこ入感し、DXはインドネシア、台湾が受信できました。
コロナ関連で時間を要していますが、そのうちアメリカから待望のバランが届きますので、運用の幅も広がりそうです。国産のUNUNも優秀なのですが、やはり耐入力に余裕があるものの方が運用が楽しめると思うんです。運用中に磁気飽和してQSO出来なくてDX を逃すとか無線機を壊すのでは?とヒヤヒヤしなくても済みますので。
今回、新調したマニュアルチューナーもバランもアメリカ製ですが、バランはDXE 社創立20周年で新たに市場に出た製品です。DXEに在庫はあるものの、コロナ関連で輸送に時間がかかりますが、首を長くして到着を待っています。私の運用最大電力は固定局免許の200ワットですが、それでも今回は耐入力2kwのマニュアルチューナーと5kwのバランを選択しました。
とにもかくにもベランダアンテナで160mバンドが運用できるようになったのは嬉しい出来事です。4メートルエレメントと20~30ワットでも1.9メガを楽しめる事が分かりましたので、次の目標を1.9メガでの近隣諸国とのQSOに置いてみようと思います。
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