昨日のつづきになります。
国内外問わずよく見掛ける設定例(決してこれを否定しているわけではありませんからね(笑))と
極端に控えめ設定というのは大差が出るのだろうか?という素朴な疑問からちょっと試してみました。
画面左下、"Digital gain for audio input"の値が約+30dBです。
これがよく紹介されている設定例に近い感じでしょうか。
次に昨晩8時間ほど試してみた設定。
調整のスライダーバー(青丸部分)は0じゃ何なので、キーボードの矢印ボタンで1/100に設定。
とにかく守ったのはどれだけ強い信号が入っても(たまたまローカル局あり)、決して赤枠内に0.1dBたりとも
表示しないレベルへの設定。 ずっと0.0dBのまま。
インターフェース(SCU-17)のRX LEVELのボリュームも絞れるところまで絞ってみました。
(インターフェースのボリュームやPCオーディオ設定は絞りすぎて限界を超えると、WSJT-X等の運用
プログラム自体への信号出力がされなくなり解析しなくなりますのでここだけは注意)
上の両者、ウォーターフォール画面を見比べてみても、なんら差はありません。
繰り返しになりますが、ウォーターフォールに何も表示されないのであればそれは下げすぎでNG。
7MHzを一晩モニターした結果は次のようになりました。
ここ直近の6時間だけでも8000~9000km先のEU方面を中心に、65カントリーを掴んでいます。
環境が千差万別だけあって、どれが正解と言うのはないのでしょうね。
微弱通信とだけあって、人情的、心理的にはゲインを上げたくなるのかもしれませんが(笑)、
とりあえず我が家では控えめ設定の方が、デコード数、デコード率ともに優れている気がします。
こんな超控えめ設定でも-30dBまでは復調していますし、決定的に違うなと思うのがパイルの
時と、一回のデコード数でしょうか(両者相通じるところがありますが・・・)
パイルの時に近接した周波数で同時コールする局をたくさん掴みます。
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