大成功まではいきませんが・・・・・
当初、バンド内全域でSWR≒4程度だったベランダモービルホイップ。
何とか落ち着いてきました。
① グランドの見直し。
② ホットエレメント側の見直し。
これを行いました。
① グランドの見直し。
カウンターポイズ120本・・・・・NG
金網・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・NG
1/4λラジアル・・・・・・・・・・・・NG
アルミ製ベランダ手すり・・・・・OK(2.5×1.0(m))
自作アースマット ・・・・・・・・・・OK
銅板で自作したアースマットですが、ある事を発見しました。
「大きければ良いというわけでもない」(あくまでも我が家の場合です)
そこで検証・・・・
結果、5センチ×30センチのマットが良いことが判明しました(うちのベランダでは)
A4サイズの銅板ではSWR(R)もXも、芳しくありません。
SWRだけでいうと、最良点でも2程度。
(アースマットの検証結果は後日アップします)
それにしてもうちの環境は、小さなアルミ製ベランダだけがラジアルとして働いている感じ
がありありです。というのも、バンドごとにこの小さなアースマットの枚数を変えることでベス
トマッチしてくれます。でもとりあえずは世界中に飛んでくれていますので、良しとします。
小型長方形アースマットを6枚ほど作成しました。
周波数が低いほど枚数を多くした方が良好です。
ちなみに1枚の増減だけでも共振周波数が変化しますので、まさにホットエレメントの相方
として働いてくれています。
② ホットエレメント側の見直し。
14、21MHzでは、VSWRが1.1未満。
21に至ってはデジタルSWR表示で1.00というのを初めて見ました。
しかもリアクタンス成分も1Ω未満です。
しかし7MHzは・・・・・SWRも若干高めで、リアクタンス成分もかなり残ります。
しかもこの両者、バラバラです。
グランド側の対策は上記のとおりしました。
SWRの追い込みとリアクタンス成分のキャンセルの両立・・・・
ということでエレメント側に容量冠を設けることにしました。
大きさは適当です。これも今後の課題です。
とりあえず10センチのステンレスの針金2本を十字にクロスして、モービルホイップエレメ
ントの先端にハンダ付けしてみました。
これによりモービルホイップエレメントを一番引っ込めた状態で、共振周波数は6800KHz
付近になりました。意を決して、エレメントを金ノコで切断。
最初は1センチ切断。24KHzほど移動。これは取扱説明書にある「1センチあたり22KH
z」に近いですね。結局、7センチ切断しました。
結果、SWR値が最良点で1.3、そしてそのポイントでリアクタンスが0~1Ω程度となりま
した。やはりローバンドモービルホイップの宿命でSWR2以下帯域は70KHz程度です
が、CWがメインですので特に問題にはならないと思います。
あとはこのアンテナで運用してみて、運用実績で判断してみようと思います。
とりあえずはスーパーローカルの方の信号強度(10m+ATUではこれまでいつも55dBの
ところでした)は60dBの指針を数dBほど超えるようになりました。
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