非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

今月号のCQ誌

2012-05-20 13:51:03 | ATU

久しぶりにCQ誌を買いました。いつもは気になる記事がある時だけ買います。

今月は「オート・アンテナチューナー入門」特集。

オート・アンテナチューナーにはそれほど興味はないのですが、その中に接地の話がありましたので手に取りました。

文中、「HF帯垂直アンテナ用接地システムの実験」(注:CQ誌では「設置システム」となっていました)についての記載があります。これはN6LFによる実験結果で、CQ誌の2010年9月号の付録にその翻訳版が掲載されているそうです。

数か月前に海外のDX’erの方とお話をする機会があって、その方からもN6LFの文献を読んで実践してみたらどうでしょうとのお話は頂いておりましたので、「あぁ、例の人のだ!」という感じで早速Web上を探してみました。

ありました。 

”Is There A Relationship Between Vertical Height And Optimum Radial Length?” 

これはためになりそうです。

これから同僚とビール工場見学→終了後飲み会に出掛けますので、さらっとしか読めませんでしたが、「カウンターポイズは長さよりも本数。本数は16本以上で有意差あり」のような記事でした。どうやら私の10メートル長のカウンターポイズは、実験結果に従えば「長すぎなので半分に切って本数を増やしましょう」ととれます。

現在、40本まで増えたカウンターポイズ、早ければ明日には80本にします(笑)


ちょっと反則技の釣竿アンテナ

2012-05-18 23:16:44 | SD-330
短いエレメントでグランド側の工夫により電波を飛ばすのが、アパマンの腕の見せ所かと勝手に思っていますが、先日も書きましたようにちょっと掟破り?で現在は釣竿エレメントにスクリュードライバーアンテナをつないでいます。
ちょくちょくモデルチェンジしますが、今日現在では軽量ステンレスワーヤー6.5メートル+SD-330です。
ちなみに6.5メートルのうち、先端部分の2.5メートルは釣竿の先から下に垂れ下がっています。SD-330の本体長を加えると、全長7メートルになり10MHz帯までが同調範囲となります。

今日は3.5MHzでUA(チタ)、7MHzでWと交信しましたが、送受信とも申し分なくいずれも599+20dBほどのレポートを交換しました。大きなアンテナですと当たり前かもしれませんが、アパマンにとってローバンドで59オーバーのレポート交換ができるというのはとても嬉しいことです。

私はスクリュードライバーアンテナメーカーのマワシモノではありませんが、スクリュードライバーアンテナは「半自動ATU」という捉え方をして、エレメントやグランドを工夫して使ってこそ、その潜在能力が引き出せるものだと思います。
もちろん屋外型のATUにスクリュードライバー並みの、Qの高さを誇るコイルが入っていればまた話も変わってくるのでしょう。

今使っている国内製のスクリュードライバーアンテナがここまでの能力を持っているならば、もっともっと太いコイルのアメリカ製のスクリュードライバーアンテナは!? 素晴らしい能力を誇っているのでしょうね。



強烈なノイズ

2012-05-17 21:13:29 | ノイズ対策
こんばんは。
先ほどちょっとだけ無線機の電源を入れてみましたが、空電がひどいです。
ちょっとやそっとのノイズではないですね・・・・・
バンドスコープの天井付近までノイズレベルが上がっています。
同軸外しました。
これからの時間帯、相当天気が荒れるのでしょう。


カウンターポイズ実験<06>

2012-05-15 22:44:14 | 接地/カウンターポイズ

今回は「多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、ベランダの端から端までワンターン(ヘアピンカーブ)で折り返し展開」というパターンになります。約4メートルのベランダですので、10メートル長のカウンターポイズがちょうど折り返せる感じです。

Imgp1128

結果的には今までの形態とほぼ変化なしです。VSWRがふらつくこともなく安定的でした。

3.52MHz→ 1.3

7.05MHz→ 1.3

10.1MHz→ 1.4

21.2MHz→ 1.2

送受信に関しては、特に悪いという印象は受けませんでした。評価としては可もなく不可もなくという感じ。

さて、話題は変わりますが・・・・・

本日、SD-330の形を少し変えました。ローバンド向けに釣竿エレメントをベランダから水平に出してみました。釣竿は100%グラスファイバー製で3.6メートルものです。ずっと前にカーボン混合の釣竿でATUにつないだことがあるのですが、やはりあまり良くないことがあったので、今回はグラスファイバーにこだわりました(1,380円) 釣竿の先端からもそのままエレメントの線材を2メートルちょっと下して、なんだかんだで総エレメント長は7メートル。途中に自作のローディングコイルを挿入しています。まあSD-330に立派なコイルが装備されていますので、何も更に入れなくてもいいんじゃないのと言われそうですが、これは先日も書きましたとおり1.9MHz同調時にSD-330側のコイル位置に余裕を持たせるためです。

「ATU+釣竿」ならぬ「スクリュードライバーアンテナ+釣竿」。運用実績はまだ数局ですが、ものすご~く聞こえ、スカッとするほど飛びます。最も体感的に違ったのは聞こえ方でしょうか。信号音が深いというか重いというか、同じSの振りでも聞こえ方が違う気がします。たまたまコンディションが良いだけかもしれませんが(笑)


4000局達成

2012-05-13 09:54:41 | DXCC/DX QSO
先ほど開局以来、交信数4000局に達しました。

海外に住んでいた時期があったり仕事の関係などで数年間のブランクもありましたが、25年弱で4000局の方々とお相手頂きました。このブログを見て下さっている方の中にも交信して頂いた方がおられることと思います。御礼申し上げます。

思えば最初はピコ21と付属のホイップアンテナで、千葉県八千代市から北海道紋別郡との交信でした。今でもあの時の感動は忘れられません。その2日後にはHLとつながりまして、これが初めての海外局との交信となりました。いずれもSSBの2ワット運用です。

そのすぐ後にCWの運用も始めまして、最初の交信はOH5でした。フィンランドの一番南側の町です。この時も狭いベランダの集合住宅で、5階建ての4階のベランダの中にベント式のダイポールを無理やり張っていた覚えがあります。

今までに車の運転が出来るようになったり、フルマラソンを完走したりと、色々と何かが出来るようになってその都度感動してきたわけですが、やはりアマチュア無線で初めて交信できたという出来事のインパクトが強いです。

どうかみなさん今後ともよろしくお願いします。