彼岸(9月20日~26日)の時期に咲くと言われる、彼岸花
日本昔話に、鬼に追われた娘が彼岸花の中に逃げ込み
鬼は、彼岸花の中の娘に手を出せず
娘は、鬼からのがれる事が出来たという話があります
彼岸花には、ネズミ・モグラ・虫・動物が嫌い、寄り付けない
アルカロイド(中枢神経麻痺)の毒があります
鬼も、彼岸花を嫌った理由が、わかるような気がします
また、彼岸花の別名を“曼珠沙華(マンジュシャゲ)
天上の花を意味するそうです
お墓の傍に咲く彼岸花は
お墓で眠る人達をネズミ・モグラ・虫・動物から
守っている花だったんですね
(墓に咲く赤い彼岸花が、怖かった私ですが、もう大丈夫です^^)
昔の人は、放射線状に咲く、美しい彼岸花を愛で
日の沈む場所に、極楽浄土があると考えたそうです
おまけ:人間は、動物が、嫌い食べる事の無い
彼岸花を救飢植物として育ていました
彼岸花の球根を調理処理することで毒を消し、
飢えをしのいだ時代もあったそうです!!