東京都江東区有明にある、ウォーターフロント・東京ビックサイトで開催された「国際福祉機器展」へ行ってきました。
この国の高齢者人口は、世界1位の28.1%(2018年総務省統計局より)。私の母も含まれています。そして、そのうち私も
歳を重ねた人や障がいを抱えた人と、どう向き合うか、未来を考える国際福祉機器展。
国際福祉機器展では、南館は介護福祉事業者向け、西館は個人でも取り入れられる福祉機器の展示がされていました。
家の階段が苦手になった人むきに色々な形の昇降機やドアの開口を広くする工夫の建具、
取り外し自在の手すり、寝具も風を送る機能のあるマットレス、トイレも給水配管から繋げて流せるどこでも移動の水洗トイレ。
椅子に座ったままの姿勢で、浴槽に入った時と同じように体が暖まるシャワーバーなどなど。
百貨店で目にすることのない便利機器が展示されています。
私が、国際福祉機器展へ出かけて良かったな~と思った点は、
一つ目は、今、母が使っているベッドの高さを低くしよう。(展示ベッドは、やや低く設定されていました。)
二つ目は、お風呂でのヒートショックを避けるには、お風呂の窓は二重窓へ。
三つ目は、部屋の中の手すりは、横でなく手をつく場所を選んで、縦のて手すりを付けること。
(握る力は、縦の手すりのほうが、力が入るそうです。)
自分の家でいつまでも自分らしく過ごしたいですね。国際福祉機器展は、一般の人も登録制で入場無料です。
2019.9.25~9.27迄。
おまけ:シャワー付き便座は、戦争で負傷した人のために作られたのが、始まりだそうです。