60年代に起ったロックンロールという音楽のジャンルは80年代では絶対的に確立された不朽のジャンルとなっていった。
ロックンロールはエレキギターの出現で発展していった新しいジャンルだった。
アコースティックギターやクラッシクギターと違って音が伸び、よりストレイトで攻撃的な表現がきるようになり、ギターの表現領域が飛躍的に拡大し新しい奏法も次々と開発されていった。
それと共にロックンロール特有のファッション、粋がった言葉遣い、生き様などが確立されていき、若い世代の人生観・ライフスタイル・美意識などにも広範な影響を与えていくようになっていった。
あの頃の西側自由主義諸国でロックンロールの影響を多かれ少なかれ受けなかった若者は恐らく一人もいなかったんじゃないか?!
旧ソ連ではロックンロールの流入を禁止にしていた。
大人社会やマジョリティに反発し、自分の筋や信念を貫く生き様もロックンロール的な生き方と言われるようになった。
破滅型ロックンローラーを美化・賛美し、恋愛感情を持つような女性達も沢山現れた。
実はロックンロールにはアレイスタークロウリーの反キリスト教的な思想の影響が根底にあったのである。
エレキギターとロックンロールが台頭してきた頃、母親達はロックンロールにかぶれると悪魔になるだとか、エレキを演奏すると不良になるだとかいって嫌うようになっていった。
80年代末期になってくると ロックンロールは死んだ などと言われ始めるようになってきた。
ロックのフレーズは出尽くしたなどとも言われ始めてきた。
90年代になってくると、70 80年代の破滅型ロックンローラーの反省から脱力系のロックンロールが出始めてきた。
又、ロックンロールというジャンルの中でも様々なマイナージャンルが表れてきて細分化が始まっていった。
ロックンロールが音楽の主流の座から引きずり降ろされたのはやはりヒップホップの台頭が決定的だった。
2000年代になると若い人達、特に若い女性は最早ロックを聴かないとまで言われるようになってしまった。
Youtube で往年のロックンロールの不朽の名作が次々と復活し、若い人々もロックンロールを再評価するようになってきたのである・・・
血液型ではA型やO型の女性はロックンローラーや一匹狼みたいな男性に恋愛感情を持ちやすいと言われている。
自分にない要素に魅力を感じるらしい。
あるA型女性にその事を尋ねてみると「 魅力は感じるけど、理性で押さえつけちゃう 」と言っていた。