武州蕨の本陣で
三学院の鐘がなる
休憩場所でほうじ茶を
すすって偲ぶ江戸の日々なり
武州膝子の一里塚
西は大宮、川越へ
東は岩槻、春日部へ
明治と同じく人行き来する
武州鴻巣宿場街
人形店が建ち並び
免許センター行く際は
寄ってらっしゃい見てらっしゃい
江戸神楽坂の毘沙門天
坂の途中で寄ってみる
赤城神社の近くでは
金子光春暮らしていたよ
武州飯能土の蔵
解体作業に立ちあって
中を整頓していると
古い文書がどっさりと出る
武州川越城下町
江戸の街並み尚残し
親から受け継ぎし家業を
何がなんでも守り抜いてく
武州狭山を散歩中
入間の川の背景は
秩父の峰が連なって
武蔵の国の佳境なりける
武州桶川東口
大正時代の雰囲気が
ほんのり漂ってはいるが
今は殆ど駐輪場なり
武州上尾のお社は
建築様式奇妙なり
東の原市大通り
田舎のひなびた色彩がある
武州大宮盆栽村
北沢楽天故郷なり
洋風漫画を修業して
日本漫画の始祖となりけり
板橋本町仲宿は
下町情緒が尚残り
少年時代の寅さんが
遊んで暮らしていた所
下野の国足利は
相田みつをの故郷なり
足利学校鑁阿寺に
孔子の像が置かれているよ
武州さきたま古墳群
東日本で最大の
古代の豪族達の墓
登ってみてはいかがですかな
武州安行赤山城
伊奈忠治が城築き
武蔵の国の一帯を
土木灌漑切り拓いたよ
武州川越新河岸で
農作物を積み上げて
船の向かって行く先は
江戸浅草の隅田川なり
江戸隅田川の両国は
葛飾北斎故郷なり
絵師描きたる浮世絵は
世界名だたる伝統画なり
谷中銀座の霊園に
五重の塔が建っていて
幸田露伴が描いたが
火災によって消失したよ
分倍河原の古戦場
新田義貞連合軍
鎌倉幕府を撃ち破り
室町幕府の基礎切り開く
草加松原周辺は
草加煎餅発祥地
団子残って捨てたのを
潰して焼いたらおいしいよ
山手線の田端にて
龍之介が居を構え
文人達が集まって
文人の村出来上がったよ
元荒川の越谷宿
久伊豆神社が祀られて
日光街道両脇は
和モダン風の街並続く
武州熊谷妻沼付近
聖天山の周辺は
北関東の武家文化
とても色濃く残されてるよ
武州熊谷聖天山
和風の小物買って来て
部屋に飾って見てみると
とてもななごんだ雰囲気になる
武州岩槻城跡は
徳川幕府のゆかりの地
岩槻大師の周辺は
人形店が軒を連ねる
元荒川の周辺は
久伊豆神社が立ち並び
完全制覇を目指したが
悲願は未だに達成できず
武州中野の駅を出て
商店街をくぐり抜け
早稲田通りを通ってくと
氷川神社にいくつも出くわす
武州目黒の不動尊
大日如来が祀られて
大陸亜細亜の雰囲気を
東京都内で満喫できる
武州安行森林は
熱帯雨林の植生で
ベトナム・カンボジア辺りの
ジャングルみたいに生い茂ってる
北朝霞
駅郊外の
住宅地
東南アジアを
思い出させる
氷川神社の門前で
太宰治が友人宅
人間失格書き始め
人間失格書き終えたとさ
新井薬師の梅照院
お願い地蔵に願をかけ
新井薬師の公園で
ラジオ体操皆でする
与野本町の街道沿い
七福神の界隈は
民家が沢山建ってたが
今は殆ど取り壊された
武州下町立石は
なか川沿いの近くにて
亜細亜越南雰囲気を
東京都内で堪能できる
北千住の本氷川
粕壁風の街並みで
大黒天が祀られて
ラジオ体操発祥地なり
杉並大宮八幡宮
伽藍の配置と雰囲気と
参道長々続くのが
大宮氷川ととても似ている
越谷宿のラーメン屋
仕事の帰りに立ち寄って
街並み眺めて食べるのも
庶民暮らしの一興なりけり
草加とか 八潮の辺り 散歩中
戸ヶ崎そば屋 とろろそば食う