山崎亭●禅無  和歌集

2016-08-30 | 【 石碑経文 】  Stone monument of scriptures

 


 ● 代官山  坂上にある  喫茶にて  君と一緒に  カレー食べたい

 ● ピーマンと  トマトの色が  あざやかな  ピザ・トーストを  ほうばる夕食

 ● 秋祭り  神社の夜店  綿菓子を  君とふたりで  ほうばった頃

 ● 君が今  舐めかけている  飴玉を  わての口へと  放り込んでよ

 ● あの曲の  名前と歌手を  知りたくて  探し続けて  二十年経つ

 ● この曲も  君と一緒に  楽しむと  その悦びも  数十倍する

 ● 下町を  学校帰り  ふらついて  日本情緒を  探し求める

 ● うぐいすだに  谷中銀座で  清酒買い  谷中霊園  猫をあやした

 ● 雨上がり  雨が乾いた  匂いして  見上げてみると  三日月でてる

 ● 風が吹き  君の髪の毛  浮き立って  シャンプー香り  いい匂いがする


 ● この星の  どこかであの子  過ごしてる

 ● ホーチミン  大正ロマン  ストリート  花瓶や照明  軒を連ねる

 ● サイゴンの  ベトナム風情  商店街  時の流れが  止まったみたい

 ● グエットーの  アオザイ姿が  あざやかに  わての意識を  染め上げていく

 ● サイゴンの  フランス風の  カフェテリア  ベトナム産の  コーヒーすする

 ● ホーチミン  旧貨市場で  人夫達  段ボール箱  運び込んでる

 ● デタンにて  ト―フ・バーガー  食べるのが  サイゴン旅行の  楽しみなりき

 


 ● バンコクの  カオサン軸に  アホ共が  世界を跨ぎ  バカ繰り広げ


 ● 君とわて  タイムマシンで  さかのぼり  大正時代の  浪漫生きよう

 


 ● 本の上  ページ滲みてる  コーヒーも  クメール・モード  醸しだしてる

 ● クマエ風  とてもシュールな  レアリズム  亜細亜幻想  神秘世界

 ● インドシナ  幾何学模様の  万華鏡  見えてくるもの  のぞいてみたい

 

 ● 香港の  高層ビルが  立ち並び  君とわてとが  映画俳優

 ● 香港の  ネイザン通り  金行の  ネオン看板  テカテカ光る

 ● 南岳に  観音人形  立ち並び  遥か源流  印度を偲ぶ

 


 ●  崂山(ラオ・シャン)の  上清宮(シャン・チン・ゴン)の  ほそみちを  君と一緒に  歩いてく秋


 ●  青島の  崂山(ラオ・シャン)脇の  道観で  占いすると  300元なり  


 ●  北京(ベイ・ジン)の  白雲観(バイ・ユン・グアン)の  庭園で  道士が胡弓  奏でているよ  


 ●  鳳凰の  沱江(トゥオ・ジャン)脇の  茶楼にて  湖北少女が  佇んでいる


 ●  鳳凰の  沱江(トゥオ・ジャン)沿いの  酒吧(ジウ・バ)から  Hip Hop が  流れてくるよ


 ●  蓬莱に  蜃気楼立ち  仙人が  八人ならび  海渡ってく


 ●  戚継光(チー・ジー・グアン)  倭寇や匈奴  撃退し  無敵将軍  誉れは高し


 ●  劉邦は  項羽を下し  漢高祖  中原の地に  天下たばねる


 ●  徽州にて  程氏がそろばん  開発し  東に渡り  日本伝わる


 ●  昆明の  昙花寺(タンフアスー)の  あずまやで  老人たちが  合奏してる 


 ●  紹興の  魯迅学んだ  三味書屋  壁に国画が  掛けられている


 ●  衡山の  山道途中の  道観で  床に教典  置かれていたな 


 ●  大連の  中心にある  酒吧(ジウ・バ)には  潮の香りが  漂って来る


 ●  大連の  星海公園  辿り着き  ギター片手に  歌歌う午後


 ●  大連の  労働公園  琵琶弾くと  中国人達  聴きいってたよ


 ●  旅順にて  日露戦争  回想し  戦争虚しさ  実感しけり


 ●  紫荊山  迪厅があり  踊ったが  再訪した時  無くて寂しき

 

 ●  太原の  中国城の  元旦に  パーティーがあり  朝まで踊る


 ●  晋祠(ジン・ツー)で  ガイドのおばさん  口論し  こうして覚えた  中国語なり 

 

 ●  泉州の  モスク脇から  道伸びて  ファッション街が  開けてくるね


 ●  泉州の  老子の像を  見た後に  米センすすり  一息ついた


 ●  六盤水  安宿客引き  女の子  帰りは駅まで  送ってくれた


 ●  貴州の  仙人洞の  地獄洞  支那人達と  歩いて回る


 ●  曇曜が  雲崗石窟  掘り始め  完成まもなく  この世を去った


 ●  平遥の  城壁下に  店並び  山西商人  富蓄えし


 ●  中甸(ヂョン・ディエン)の  碧塔海(ビタハイ)ほとり  馬乗って  広東女性が  卵を呉れた


 ●  中甸(ヂョン・ディエン)の  チベット風の  カフェテリア  ネットが既に  設置されてた    

 ( この頃はまだ普及していなかった・・・ ) 


 ●  中甸(ヂョン・ディエン)の  松賛林寺  見てみたが  テンション低く  ガッカリしたよ 


 ●  下関(シア・グアン)の  地下道にある   迪厅は  風狂之夜  かかっていたな 


 ●  大理にて  洱海(アル・ハイ)の中  島があり  観音様が  祭られている


 ●  亜聖(ヤーシェン 孟子の事)が  祭られている  廟脇で  文革グッズ  売られているよ


 ●  北京(ベイジン)の  報国寺には  広場あり  骨董市場  開かれている


 ●  邵阳(シャオヤン)の  煤(スス)に塗(まみ)れた  街並みは  文革時代  戻るみたいさ

 (現在、邵阳は近代化されてしまった・・・)


 ●  麗江(リージャン)で  大研古城  伝統の  古典音楽  鑑賞をする


 ●  黄山の  老街(ラオ・ジエ)行くと  商店で  漢方薬が  売られているよ


 ●  天津は  天后宮が  先にでき  後に街並み  できた都市なり

 ( 先有天后宮,後有天津城 )  


 ●  太原は  大平原が  語源なり  内蒙古から  黄砂飛び交う


 ●  貴陽(グイヤン)の  仙人洞の  周辺は  易占起名  軒を並べる


 ●  貴陽(グイヤン)の  社交ダンスの  会場で  一人残され  くやしかったな


 ●  上海の  内山書店  サロンにて  金子光晴  魯迅知り合う


 ●  北京(ベイジン)の  イスラム風の  街並みで  清の時代に  タイムスリップ


 ●  北京(ベイジン)の  場末のディスコ  踊り子は  頭は坊主  クルクル踊る


 ●  虎丘(フーチウ)は  ピサの斜塔の  東洋版  風に長年  吹かれ傾く 


 ●  峨眉山(オーメイシャン)  仙逢寺(シェンフォンスー)の  肉片湯(ロウピャンタン)  景色見ながら  食べた想い出


 ●  峨眉山(オーメイシャン)  下山途中の  山道で  猿の攻撃  傘にてかわす


 ●  雲海(ユン・ハイ)に  君とぷかぷか  うかんでる  峨眉山(オーメイシャン)の  山頂付近


 ●  台湾の  廟の中には  冥界の  牛頭馬面(ニウトウマーミェン)  とてもリアルだ


 ●  台北の  龍山寺の  堂内は  華陀の彫刻  とても見事さ


 ●  台中は  どこもかしこも  廟だらけ  街中全体  宗教都市なり


 ●  山西の  刀削麺の  飯店で  粉の塊  刀で飛ばす


 ●  麻辣湯(マーラータン)  中国版の  おでんなり  ゴマダレつけて  ラー油で食す


 ●  揚州の  四望亭(スーワンティン)も  現在は  ケンタ・マクドに  囲まれている


 ●  三里屯  ファンキー末吉(すえよし)  店開き  娯楽スポット  できていったよ

 

 ●  大明寺  日本の奈良の  薬師寺と  伽藍配置が  丸でそっくり


 ●  藤州(トン・ジョウ)の  墨子暮らした  住居では  赤い石碑が  建てられている


 ●  中国の  家庭的なる  飯屋にて  タマゴチャーハン  食べる喜び


 ●  秦皇島(チンホァンダオ)  秦始皇帝  自らが  海に入って  薬求めし

 

 ●  昆明の  円通寺の  奥行くと  タイ様式の  寺院を見れる


 ●  大連で  路面電車が  北京路(ベイジンルー)   走る道のり  まるで民国

 

 ●  ヴァラナスィーの  ガンガー沿いの  ガートにて  死を待ち続けてる  老サドゥーなり

 

 ●  コルカタを  背景にして  アレクスの  曲をかければ  ヴィデオ・クリップ


 ●  ディワリでの  カーリを祭る  ステージは  ライトに照らされ  妖しく光る


 ●  カラスさん  ブタが背中に  乗せたまま  歩く姿は  ユーモラスなり


 ●  洒落ている  カフェテリアにて  カフェを飲む  20ルピーの  贅沢なりき


 ●  庶民達  暮らし営む  villageは  クネクネしてて  まるで迷路さ


 ●  バター・ナン  バター・マサラと  食べたらば  体の臭いも  バタ臭くなる


 ●  カルカッタ  どこをとっても  舞台なり  自分が映画  撮ってるみたい


 ●  シーク教  グル・ナーナクの  額縁を  壁にかけてる  レストランあり


 ●  窓の枠  外に眺める  ストリート  人々が皆  行ったり来たり


 ●  レストラン  妙に美味しい  ダヒの味  インドの牛の  愛がコクなり


 ●  雨の中  カーリ寺院に  参拝し  山羊の頭を  刎ねるのを見る


 ●  山羊の血が  床にしたたる  寺院にて  カラスが山羊の  ハラワタつまむ


 ●  停電し  蝋燭灯す  ストリート  インドらしさが  更にひきたつ


 ●  コルカタの  プーリとカード  食べながら  村人達の  生活触れる


 ●  コルカタの  やさしい風土  肌に合う  カラスがやけに  目立つ街角


 ●  ベンガリの  言葉を少し  読み始め  文化風土に  親しみが増す


 ●  善と悪  共に沢山  積んだけど  善が悪より  チョッピリ多い


 ●  その土地の  サモサを食べて  見てみると  景色が一味  違って見えた


 ●  昼時に  チャーイを飲んで  一服し  チェンナイの街  眺めてみよう

 

 ●  ヤンゴンの  スーリヤ・パゴタ  側にある  中華飯店  メシ食べる午後  

 


 ●  景洪は  シャン民族の  故郷なり  南下して行き  タイになりける


 ●  北部タイ  ラーン・ナー王国  存在し  百年前は  別の国なり

 

 ●  アユタヤの  ワット・ヤイチャイ  モンコール  塔でタイ人  瞑想してる


 ●  バンコクで  春節迎え  ぼんぼりが  辺り一面  飾られている


 ●  バンランプー  玄天上帝  廟の中  京劇表演  開催される


 ●  チェンライの  スッキリとした  ストリート  いつか再び  歩いてみたい


 ●  ノンナンの  天真無垢な  よこがおは  スコータイ立つ  仏像そのもの


 ●  バンコクの  ワット・スタット  周辺で  仏陀のお守り  売られているよ


 ●  チェンライで  テレビでムエタイ  見ていたら  タイ人達が  お金賭けてる


 ●  バンコクの  インタラヴィハーン  周囲には  仏教アートが  丸でギャラリー


 ●  メーチャンは  高山地方の  風土なり  わてのこころに  しっとり滲みる


 ●  メコン河  チベット高原  湧き上がり  亜細亜流れて  メコンデルタへ

 


 ●  旅先の  孤独の果てに  先人の  味わってきた  苦しみおもふ


 ●  サイゴン(西貢)は  見れば見るほど  似ているな  インド・コルカタ  バングラ・ダッカ  

 


 ●  白酒(バイ・ジュウ)に  たつのおとしご  ヤモリとを  漬けた出汁が  疲れを癒す


 ●  もち米を  発酵させた  中国酒  頭と体  芯まで沁みる


 ●  下火茶(シア・フオ・チャー)  漢方薬の  ジュースなり  チョロンの屋台で  売られているよ


 ●  社会主義  雰囲気が濃い  ホーチミン  道の両脇  赤旗並ぶ


 ●  バスの中  トゥトゥイの歌を  聴きながら  サイゴンの街  走っていくよ


 ●  アオザイを  ベトナム女性  着て歩き  民謡聴こえて  佳境なりける


 ●  ホーチミン  中央にある  公園で  老人たちが  太極拳す


 ●  ベトナムの  道端喫茶で  飲んでたら  土砂降りになり  立ち往生す


 ●  雨道を  抜けて逃げ入る  路地裏は  葬式してて  お経流れる


 ●  五行廟  着いた頃から  降り始め  十五分程  中を眺める

 

 

 ●  ベトナムの  民家の路地の  観音堂  お香漂い  蝋燭灯る


 ●  玉皇殿  池の中には  亀泳ぎ  子供が見てて  両頬撫でる


 ●  玉皇殿  お経置かれて  手にとって  内容読むと  因果と輪廻


 ●  玉皇殿  前の庭園  ベンチあり  人々休み  夕涼みなり


 ●  中華廟  中の天井  葺き通し  雨になったら  異彩を放つ

 


 ●  屋台にて  砂の混じった  飯喰うも  東南亜細亜の  一興なりける


 ●  香菜の  名前を一つ  覚えると  更に豊かな  食卓になる


 ●  クメールの  甘える様な  歌声は  わての意識を  トリップさせる


 ●  カンボジア  Hip Hop の  グラフィティ  書体もやはり  クメール調なり


 ●  ぼろ小屋の  階段登る  その先は  道教神が  祭られている

 

 

 ●  プノンペン  ボロビル並ぶ  裏道は  香港映画の  舞台のようさ

 

 ●  高棉(クメール)の  可愛い子供  うつむいて  隠す姿が  尚更可愛い


 ●  民家での  窓枠のそば  ケムが立ち  淡い光に  照らされている


 ●  雨の中  歩く街角  之も又  フェルナンデスの  絵画の如し


 ●  オルッセイ  散歩の前は  閉店で  終わる頃には  開き始める


 ●  シェムリでは  周りの家の  子供みな  わてを知ってて  家族みたいさ


 ●  シェムリアプ  川のほとりの  長屋では  猫と子供の  遊園地なり  


 ●  屋台にて  日替り定食  食べてたら  心身既に  東南亜細亜


 ●  飯の中  虫を見るのが  嫌ならば  東南亜細亜  飯食えないぜ

 

 ●  プノンペン  南のロシアン  マーケット  手工芸品  置物沢山


 ●  中国風  木造彫刻  手に取ると  一体いつの  時代のモノか


 ●  太伯の  仙師の廟の  お爺さん  毎日何を  しているのやら


 ●  本頭公  祭れる廟の  装飾は  アナーキーかつ  グロテスクなり


 ●  毎日に  通る道のり  見上げると  これもハマッタ  クメール様式

 


 ●  シェムリアプ  屋台の中は  小宇宙  枠から見える  世界観なり

 ●  小汚い  レッカー車から  シャボン玉  舞い上がっては  顔ではじける

 

 ● メコン河  大氾濫で  水浸し  わての部屋まで  床下浸水

 

 


 13  一曲の音楽には人の人生観・世界観を変えてしまう程の力がある。

2016-08-20 | 【 神楽●寄席 】


 いやあ本当に音楽ってのはたった一曲で、ある人の人生観・世界観の全てを変えてしまう程の力を持つ時もあるのだ!

 本当に偉大な力があると思う 

 いい方向にも、悪い方向にも・・・

 だからその力を悪い方向、破壊的な方向には決して使ってはならない・・・

【 ぜむ●経 】 十八  最近の熱さは南インドの赤道付近に近い

2016-08-19 | 【 ぜむ●講 】


 
 以前、南インドのティルバンナーマライのアルナチャラに二ヶ月滞在していたんだけど、最近の東京の熱さは南インドの赤道付近と変わらないね。

 匂いや香りも雰囲気も南インドと似てきて、フト南インド料理を想い出した。


 日本のインド料理ってのはどっちかというと北インド系の料理なんだよね。

 南インド系料理のレストランってのは日本では見た事無いし、東南アジアでも見た事がない。

 北インドではサウス・インディアン・レストランって看板が出ているんだけど味も本場とは違ってくる。

 
 南インドの料理はターリ、ミールス、ドサ、パロッタ、チャトニーなどが独特。

 ターリ、ミールスってのは定食。

 ドサってのは酸っぱいカレーなんだけど、いわゆるカレーとは大分違う。

 野菜を混ぜた惣菜みたいなカレー。 何種類かのドサを並べて食べるのはむしろ和食の感覚に似ている。

 何種類かのドサをご飯の上に乗せて指で混ぜながら指で食べる。

 パロッタってのはナンみたいなものなんだけど、ナンよりおいしい。

 チャトニーってのは漬物なんだけど、酸っぱい感じがするものが多い。


 南インドってのは熱いから胃を刺激して消化を促進する為か酸っぱい味わいが多いね。



 ベトナムの聖山  Nui Ba Den

2016-08-15 | 【 かたりべ 】


 世界の霊山、聖山と言えば南ベトナム・タイニン省にある Nui Ba Den がある。

 あるベトナム人によるとここはベトナムで最も聖なる山だという。



 ここは恐らく元々はカンボジア領だった地方である。

 現在の南ベトナムってのは元々はカンボジア領だったんだよね。

 2012年頃に亡くなられた元カンボジア国王がベトナム女性と結婚して、40位あった省の半分をベトナムにあげちゃったんだ。

 
 この霊山は本当に霊的エネルギーが強い。

 遠くから眺めるだけでも霊的エネルギーが噴出しているのを身体で感じられる程である。
 

 
 南ベトナム地方は元々はコチン(交趾)チャイナと言って、海のシルクロードの中継交易地だった。

 しかもメコンデルタで上流のチベット・雲南・ビルマ・タイ・ラオス・カンボジアから流れ着いた人々・文物も豊富で国際色豊か。

 
 南ベトナムはチベット風の観音菩薩や仏像が見られるんだけど、メコン川上流のチベットから流れ着いたものであろう・・・


 観音信仰・観音像は中国南部からベトナムに多く見られるが、源流のチベットから川を下って流れ着いたと思われる。









【 ぜむ●経 】 十七  国民性・民族性の違い

2016-08-08 | 【 ぜむ●講 】


 国民性・民族性に関する面白い話がある。


 ● 世界で一番いいのは、アメリカ人の給料、イギリス人の家、日本人の嫁さん、中国人の料理人である。

   世界で一番悪いのは、アメリカ人の嫁さん、イギリス人の料理人、日本人の家、中国人の給料である。



 ● 船が沈んだ時に、乗客を船から出させるには・・・

 アメリカ人には、船から出ればヒーローになれると促す。

 イギリス人には、船から出れば紳士になれると促す。

 韓国人には、日本人が先に行っちゃうよと促す。

 日本人には、他の人達は皆船から出ましたよと促す。


【 ぜむ●経 】 十六  この地球上のどこへ行ったらいいの?

2016-08-07 | 【 ぜむ●講 】



 カンボジア・ポップの曲名で「 この地球上のどこへ行ったらいいの? 」という題名があった。

 それがとても心に残っている。

 あるドイツ人ヒッピーは「 ヨーロッパも駄目。 アジアも駄目。  次は一体どこに行けばいいんだい?! 」と言っていた。


 実際、この地球は最早人間が住めるような場所ではなくなりつつあるのだ!


漢学寄席 2  聖地 泰山・商丘

2016-08-07 |  【 お笑い 漢学寄席 】



        




 中国山東省の泰安から河南省商丘あたりは中国中原地方であり、中国古代文明発祥の地である。

 中原とは現在の山東・山西・河北・河南省あたりであり歴史の宝庫で五千年の歴史がある。

 中国古代思想家の孔子・孟子・老子・墨子・荘子や、漢高祖の劉邦などがこの地方で活躍していた。

 
 ここいら辺の歴史の重みと奥深さと精神の高揚感はズッシリと重い。


 わてはここいら辺は何度も訪れた。

 
 泰山は中国五岳の首で最高の聖地であり、中国文明の中心地である。

 中国歴代の皇帝は即位すると皆直々に泰山に参拝しに行ったという。 

 唯一の例外が則天武后で華山に参拝したという。


 その歴史の重みには感慨と感動を覚えた。


 中国旅行は中国語や文化歴史を知っているか知っていないかでまるで違ってくる。

 それらを知らないと中国はどこも大体同じなどという感想しか持てないのだ。




 車の運転で事故を起こさない秘訣

2016-08-06 | 実用・実務系のトピック



 わては身近なヴェテラン運転手達に車で事故を起こさないにはどうしたらいいかという議論をしてみた。



 A 車間距離をとる事じゃないかな・・・   他の人達は車間距離をとってないでしょ。


 B 皆が車間距離をとっていたら渋滞になってしまうよ。


 C 追突事故を起こしたらもっと渋滞になっちゃうじゃん。



 D 例えば縦3人×横3人の9人の真ん中に自分がいるとするじゃん。   

   周りと同じ速度で左右に行かないで真っ直ぐ運転していれば事故は殆ど起こらないだろう。

   逆に周りより速かったり遅かったり左右にフラフラしていれば事故が起こる可能性が高くなってくる。


 E どんな生活道路や路地や車の陰からも何かが飛び出してくると想定していれば事故は殆ど起こらない。

   事故を起こしてしまうのはそういった事に対して油断している時に起こるんだ。


 F 早く帰るより安全に帰る事。  つまりは急がば回れ。 速く帰ろうとして事故を起こしてしまったら、もっと時間がかかってしまう・・・

 

    G 道に詳しくなるとか、運転が巧くなるとかじゃなくてリスクを減らしていけばいい。


  つまり皆の意見を抽出してみると。

 想定しているかしていないかが事故の分かれ目となる。

急がば回れ!


 自分は周囲の人々に対して常に最悪の展開を想定して気をつけていれば事故は起きないし、起きても軽く済む。

 そして周囲の人々の想定から外れなければ事故は起こらない。



 自分は周囲に対して常に最悪の展開を想定している。

 逆に他の人の想定からは外れないようにする。



 車の運転は思考プロセス・思考回路が殆ど。  

 思考がとっさの際にそのまま運転に出てしまう。

 だから適切な運転の思考プロセス・思考回路を設計しておく事が肝要!

 それがいざという時の生死を決めてしまうのだ!



 後、短時間・短距離と長時間・長距離で違ってくるという事も考慮しなければならない。

 長時間・長距離になればなるほど、途中の注意力が抜けて散漫となり油断する可能性が高くなる。


 寝不足や体調不良だったりすると意識が飛んで、気が付いたらぶつかっていたなんて事もある。


後、モード切り替えも大切。

国道、交差点、生活道路、駐車場で運転・考え方を切り替える必要が出てくる。

これを混同すると事故を起こす。



 運転中に眠くなったら人によって色んなコツがある。

 ブラックコーヒーを飲むという手もある。

 胃の粘膜を刺激して眠気が醒める。

 でも飲みすぎると胃の粘膜を荒らしてしまうので注意。

 


 新たな御意見

   大型トラックのドライバーの御意見。

    ゆっくり走る事。

 ゆっくり走れば周りを気にしながら走れる。

 いざという時には、すぐに止まれる。