おまけの人生・・・

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上海の伯爵夫人

2007-04-05 07:17:52 | 外国映画
『 上海の伯爵夫人 』
[監]ジェイムズ・アイヴォリー        
[脚]カズオ・イシグロ
[操]クリストファー・ドイル
[出]レイフ・ファインズ、ナターシャ・リチャードソン、真田広之

 1936年、上海の外国人租界で未亡人のソフィアは家計を一手に引き受け、クラブのホステスとして働いていた。一家はロシアの亡命貴族で、義母や義妹は唯一の稼ぎ手であるにもかかわらずソフィアを蔑み、愛娘のカティアすら遠ざけようとするのだった。ある夜、クラブを訪れた盲目の元アメリカ人外交官ジャクソンはソフィアの声に色気と悲劇性を併せ持つ理想の女性像を認める。そんなジャクソンに謎の日本人マツダが近づいていた。

≫≫ 公式サイト

07/04/04 【 ◎ 】
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 予告編を観た時にとっても興味があったのですが、公開当時は渋谷でしかやっていなかったため、渋谷まで行く根性がなくて諦めていたのですが、先日チェックをしたら千葉でもやってるではないですか!?
ってことで、喜び勇んで行って来ました。

真田広之が大きく見えました。
『ラスト・サムライ』では流暢に英語を喋る渡辺謙に対し、頑固な日本人に徹していたのですが、今回は「こんなに喋れたんだ!?」と思うくらい流暢に喋っていて、いわゆるジャパニーズ・イングリッシュのようにたどたどしさはなく自然に聴こえました。
レイフ・ファインズってそんなに小さい俳優さんではないと思うのだけど、一緒に並んで喋っていても引けを取らないほどに堂々と立派に見えました。

私が初めてレイフ・ファインズの出演作を観たのは『レッド・ドラゴン』でその次は『スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする』でかなり個性的な役をやる人なんだと思っていたら、そのあとは『メイド・イン・マンハッタン』『ナイロビの蜂』とちょっとおとなし目な紳士役で、これはこれでピッタリハマると思っていたら、その後に観たのが『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で例のあの人・ヴォルデモート卿を演じていた(しかも、本人が喜んで引き受けたらしい?)から、やっぱりどんな役でもこなす個性的な俳優さんなんだなぁ~・・・
盲目の役だったのだけど、優しい光の瞳が素敵でした。

渡辺謙、真田広之、役所広司、菊地凛子など、日本人が外国映画で活躍するのを観るのは嬉しいものです♪

07-41 シネマックス